東山くんとは、たまにどこかで会うということはあっても、お芝居するのは初めてです。
初めてお話ししたのは平成元年の「紅白歌合戦」。われわれの感じだとミュージカルで出会うのが自然なんだろうけど、時代劇で出会うことができました。これも令和のなせる奇跡の一つなんでしょうね。今後、歌って踊る企画でもご一緒する日が来ることを願っています。
僕はこのドラマを見ていましたから、撮影の日を楽しみにしていました。いざ入った現場では「あ、(テレビで)見ていた人が目の前にいる!」という感じでしたね。
今回、殺陣をした時に「日本人でよかったなぁ」と思ったんです。時代劇の殺陣ってやっぱり格好いいですよ。斬られるのも格好いい!僕、実は緊張して東山くんの目を見られなかったんです。刀を交えながらも「格好いいな」と思っていました。
僕が演じる伊周という役は、前半は優しさの中にも権威がある人物なのに、後半になるとだんだん本性を表していきます。この際だから、とことん悪になってやろうと思って楽しみました。
前半と後半の変わり身に、ぜひ注目していただきたいですね。
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