仲間を何よりも大切にする久美子。それは祖父で大江戸一家三代目・龍一郎(宇津井健)の「俺たちの渡世で大事なのは、ひと様のためにどれだけ自分を投げ出せるか」という教えを受け継いだものだ。
熱い信条を真っすぐにぶつける久美子のキャラクターは一見、“個”や“自由”を重んじる現代の空気にはそぐわない印象を受ける。
だが、SNSでは「ごくせん」に初めて触れるらしい視聴者からの「信念を持ってるヤンクミかっこいい!」「最後までツルんでろよ!の言葉、刺さった!!」「生徒を守る姿にグッときた」「昔のドラマってメッセージ性があって考えさせられるのが良き」といった声が飛び交っている。
Twitterでは「#ごくせん2002特別編」がトレンド入りするなど、反響も大きい。仲間を思う熱い気持ちは、時代・世代を超えて多くの視聴者の心をしっかりととらえたようだ。
6月17日(水)からの同枠は、放送が延期されていたドラマ「ハケンの品格」初回が放送される。
これにともない「ごくせん」の放送は今回までだが、「全話見たい」「最後まで見せて!」という声が多く寄せられたことから、TVerとHuluで全12話の配信がスタートした。
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