7月3日(金)に公開される映画「MOTHER マザー」の完成披露舞台あいさつが6月15日に東京都内で行われ、出演者の長澤まさみ、阿部サダヲ、奥平大兼と大森立嗣監督が登壇した。
「MOTHER マザー」は、実際に起こった17歳の少年による祖父母殺害事件に着想を得て、既成の価値観では測れない母と息子のあり方を問い掛ける衝撃作。長澤は男たちとゆきずりの関係を持ち、その場しのぎで生きてきたシングルマザーの秋子を、阿部はホストで秋子の内縁の夫・遼を、奥平は秋子の息子・周平をそれぞれ演じる。
舞台あいさつでは、長澤が「映画が公開できると聞いて、とてもうれしかったです。この映画はたくさんの方に待っていてもらっているというのを実感していた作品だったので、自分の体調と相談しながら映画館で見てもらえたらいいなと思っています」と喜びを語った。
また、役柄について「(秋子は)本当にひどい人なので、『こんな人、居たら嫌だな』って…」と苦笑する。
一方、阿部も演じた遼について「今までこんなひどい人演じたことないなってくらいひどい人で、(演じる上で)『ふざけるんじゃない!』って人に成りたいなと思った」と語った。
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