――撮影現場の雰囲気は?
「警視庁・捜査一課長」のスタート当初とほとんど同じスタッフで何年もやってますから、とてもいいアットホームな雰囲気です。完全に仲間ですね。
演技の話以外は、「子どもがどうしたこうした」「猫は何の種類を飼っているの?」「昨日の夕飯何食べた?」といった雑談をしていることが多いです。みんなが暗くなってしまうようなネガティブな話は絶対しないようにしてます。「M-1」の勝者が決まった次の日は塙(宣之)さんを捕まえて、話を聞きましたね。
――「M-1」もご覧になるんですね?
そうなんですよ! 番組で漫才の審査員をさせていただくこともあるので、気になって「M-1」を見てましたね。評価する側からしたら「M-1」を戦いの場所と捉えるか、自分たちのパフォーマンスとして捉えるかがカギだったんじゃないかな。ミルクボーイもかまいたちも、皆さん本当に面白かった。
――撮影の待ち時間にメインで話をされる方はどなたですか?
割と俺が話してますね。ゲストの方にはプロデューサーから「(話が長くて)しんどくなったら話の輪から離れていいから」と伝えているらしいです(笑)。
第1話の三吉(彩花)さんもプロデューサーから言われたらしくて、撮影の最終日に三吉さんから「実はですね、衣装合わせの時に『内藤さんと金田さんはお話が好きだから、もししんどかったらいつでも逃げていいからね』とプロデューサーから言われました」と打ち明けられました。思わず、「遅いわ!」とツッコんでしまいました(笑)。
――ドラマでは特徴的なあだ名がありますが、現場ではなんと呼び合っていますか?
僕はあだ名もしくは役名で呼んでいます。演技をする場所なので、なるべくドラマの雰囲気が覚めないように俳優さんの名前で呼ばずに、役名で呼ぶようにしています。
無意識ですけど、金田明夫さんには「山さん」、塙さんに声を掛ける時も「ブランク」と呼び掛けていますね。
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