<捜査一課長>内藤剛志、共演者の告白に「『遅いわ!』とツッコんでしまいました(笑)」

2020/06/18 13:00 配信

ドラマ インタビュー

内藤剛志は「科捜研の女」の土門と「警視庁・捜査一課長」の大岩との違いを明かす


内藤がやってみたいことを告白


――今回、大岩のキャラクターに変化はありますか?

大岩は、基本変わらないですね。もしかしたら今回は、「あぁ、こんなところもあったのか」といつもと違った一面が見えることもあるかもしれませんので、そこは視聴者の皆さんと一緒に楽しみにしています(笑)。

――大岩としてやってみたいこと、または行ってみたいところは?

作品の舞台である東京都は離島も含むんですよね。なので、例えば、「八丈島で事件が起きたら捜査一課長は行くのだろうか?」と疑問に思っていたので、もしチャンスがあるのであれば離島へ行ってみたいです。

殺人事件が起きても地域の安全を守ることがメインで、捜査権がない駐在のお巡りさんと、殺人事件を取り扱っていて、捜査権がある捜査一課が同じ事件に対して、一緒にどんな仕事をするのか、どういう関わり方をするのかすごく気になりますね。

――「科捜研の女」の土門、「警視庁・捜査一課長」の大岩、キャラクターの違いは?

土門はやっちゃん(沢口靖子)演じるマリコが動きやすいようにアシストするキャラクター、大岩はアシストするという部分は似ていますが、立場が上であり、部下に指示を出さなければならないということが一番の違いだと思っています。

さらに言うならば、責任が取れる立場なのが大岩で、責任が取れない立場が土門なのです。

土門も個人的には責任を取るとは思いますが、仕事としての責任はなかなか取れないんですよね。

捜査一課長というのは、「チームのためにいつ辞めてもいい」という思いがなければ立てない立場にいる人間なんです。

その思いが、誰かが失敗しても「おまえのせいだ」とは言わずに、「俺のせいだ」と仕事として捜査一課とチームのために責任を取れる立場にあるということなんだと思います。

――視聴者の方にメッセージお願いします。

日本にはいろいろな方がいます。その多様性を楽しんでいこうぜというメッセージが伝わればいいなと思います。「警視庁・捜査一課長」を通して、舞台である東京という街の良い所をお見せできたらうれしいです。