視聴者の皆さまの応援もあって、「スペシャルでもやりましょう!」と言われたときはすごくうれしかったし、また素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと会えるというのが本当に幸せでした。
司法係は“縁の下の力持ち”というような部署ですが、しっかりしたポイントをつかんで、埋もれている物を引き出し、現実の事柄よりも深く突っ込んでいく。僕自身は、司法係に対する意識はあまりなかったのですが、裏にはこうやって支えてくれている方がいらっしゃるんだなと、どのポジションでもしっかりやらなきゃいけないと感じています。
風間俊介さんや上白石萌音さんなど、若手出演者との共演はものすごく新鮮で、レギュラーでやらせてもらった時も楽しかったんです。お互い気心が知れてくると、いろいろな部分で膨らみが出てくるし、何よりそれぞれの役柄と共に、お2人とも人間性も素晴らしい!本当に僕は良いエネルギーをもらっています。今あのお2人も舞台に映画にテレビに、大変なスケジュールだと思うんですが、だからこそ勢いがある。僕も負けちゃいられないと思います!
一言で「事件」と言ってもあらゆるパターンがあります。でもその中で、静かに人間の“心のひだ”を探りながら、そしてもし修正できるなら修正してあげたい。事件を起こしている側も人間だし、それに関わっている僕らもお互い人間で、だからこそ分かり合えないわけはない。
今回撮影したシーンでもあったんですが、 相手の今までの強引な気持ちがふっと折れて、いい人間に戻ってくれたらという希望を持って向かい合う。大変難しいけれど、やりがいのあるドラマだと思います。
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