<BG>木村拓哉の階段落ち&斎藤工の作り笑顔、名コンビぶりと人間ドラマで引き込む

2020/06/26 09:25 配信

ドラマ

ぶっきらぼうな役柄の斎藤工は、第2話では作り笑顔を見せた(C)テレビ朝日

木村拓哉主演の木曜ドラマ「BG~身辺警護人~」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第2話が6月25日に10分拡大で放送された。私設ボディーガードである主人公・島崎章(木村)と高梨雅也(斎藤工)がバディとして本格始動し、息の合ったやりとりを見せた。(※以下、ネタバレがあります)

目の不自由なピアニスト役で川栄李奈がゲスト出演


2018年1月期に放送された、民間ボディーガードの奮闘を描いた連続ドラマの新シリーズとなる本作。組織を飛び出して私設ボディーガードに転身した章のボディーガードとしての生き様により深く迫っていく。

第1話で会社に所属しながら章の初仕事を手伝った高梨だが、第2話では高梨も会社を辞めて章の元に強引に合流した。そんな二人が警護することになったクライアントは、目の不自由な天才ピアニストとして脚光を浴びる恵麻(川栄李奈)。もとは章と高梨が所属していた「KICKSガード」が請け負っていたが、恵麻が自殺行為に走ることが原因で担当を降りていた。

海外のコンクール参加を控える恵麻を護ることになるが、心を開かない恵麻に戸惑いを見せる章たち。そんなとき、恵麻が命を狙われてしまう。章は恵麻を抱きしめ護るが、スリングショット(弾を飛ばすパチンコのような道具)の弾を当てられ階段上で倒れ、そのまま落ちていった。

恵麻を抱えて自分が下になり“階段落ち”した章。衝撃のシーンとなったが、クライアントを護り抜くボディーガードの強さを体現するものとして深く印象に残った。

犯人は恵麻の元指導者で、恵麻の事務所の代表を務める恵麻の姉・美和(谷村美月)の元恋人の逆恨みによるものだった。