そして、今回放送の第3話で章と高梨が護ることになったのは、想像を絶する“悪党”・道岡三郎(豊原功補)だ。
悪質な投資詐欺を繰り返して甘い汁を吸い尽くし、星の数ほど恨みを買っている人物で、不起訴で釈放された直後、いきなり襲われ重傷を負ってもなお相手を挑発し、自分は「いつ殺されてもおかしくない」と豪語している。
「KICKSガード」をはじめとする大手警備会社も“脅威度レベル最高”とみなし、警護を断ったほど札付きの要注意人物に、章と高梨は全力で立ち向かっていく。
さらに今回見逃せないのが、多佳子をめぐる物語。重傷を負った道岡は多佳子の病院に極秘入院し、彼の手術を担当することになったのが、多佳子だった。
多佳子は、道岡の手術を請け負うことに尻込みし始めた病院側とも根気強く交渉を重ね、何としてでも患者の治療をまっとうしようとする。しかし、手術直前、「道岡を助ける医者は許さない。処刑する」との脅迫状が届き、病院内で多佳子が何者かに襲撃される事件が発生する。
自らの命までも危ぶまれる逆境の中、心を奮い立たせ、患者を救おうとする多佳子と、「依頼人を選びたくない」という信念のもと、自らの危険も顧みず、高梨と共にクライアントを護ろうとする章の、形は違えど“護る”という共通の志を持った2人の“絆の物語“も描かれる。
また、第3話では「BG」新シリーズの縦軸となる「個人VS組織」の物語も、大きく動き始める。
第1話では、「KICKS CORP.」の社長・劉光明(仲村トオル)が子会社「KICKSガード」の宣伝のため、謎の男(中村織央)を雇って“やらせ襲撃事件”を仕組み、章の同僚だった沢口正太郎(間宮祥太朗)を襲わせたことが判明。その後、第2話でもどういうわけか、謎の男は章を付け回してきた。
そんな中、今回とうとう謎の男をめぐり、章が自らをクビにした張本人でもある劉と直接対決。今後の展開の要となる新局面が展開される。
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