吉川晃司が主演を務める「探偵・由利麟太郎」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)。放送は残り2回で、7月7日(火)・14日(火)が最終章。ゲストに高岡早紀、大鶴義丹、鈴木一真、吉谷彩子、佐野岳、板尾創路、水橋研二、水沢林太郎ら豪華出演者が集結する。
本作は、白髪の名探偵・由利麟太郎(吉川)が、ミステリー作家志望の青年・三津木俊助(志尊淳)とバディーを組み、数々の奇怪な難事件に挑む横溝正史原作のホラーミステリー。
最終章「マーダー・バタフライ前編/後編」は、“由利麟太郎シリーズ”の中で最も人気のある「蝶々殺人事件」が原作。ドラマ版では作品名を変えたが、舞台は小説と同じく、国の重要文化財でもある大阪市中央公会堂がメイン。撮影も中央公会堂で2月に行われた。
誰しもが犯人になりえる、くせのある登場人物の中でも、怪しい人物の一人が、鈴木の演じる土屋恭蔵。高岡早紀演じるオペラ界のスター歌手・原さくらのマネジャー・土屋は、長年さくらを支え、ほれ込んでいる。仕事に熱心なあまり、新人助手の雨宮順平(水沢林太郎)のミスが許せず、しばしばきつくあたることも。また、音楽団を陰で支える裏方だが、かつてはオペラ歌手だったという設定だ。
登場人物たちが、オペラ会場である中央公会堂に集結。そこに運ばれたコントラバスケースの中から真っ赤なバラに包まれたさくらの遺体が発見され、謎の怪事件がスタート。愛憎渦巻く複雑な人間関係の中で次々と巻き起こる殺人事件。冷静沈着に事件を探る由利が、最後に導き出した答えとは。
テレビドラマに出演するのは、約2年ぶりとなる鈴木は、現在ロサンゼルスを拠点に国際的に活躍している。そんな彼が最終章の見どころを語った。
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