――ドラマの企画を聞いた時の印象をお教えください。
まず、企画の冒頭にあった“吉川晃司さんの地上波連ドラ・初主演ドラマ”というのに、ものすごく興奮したのを覚えています。お会いするのは初めてです。
――オファーを受けた際の、意気込み・感想は?
ドラマのお仕事は久しぶりなので、舞い上がらないようにしようと思いました(笑)。
今、ロサンゼルスに住んでいて、海外を拠点に活動していまして、半年ぶりの日本で、京都は8年ぶりですね。京都は親しみがある街で、一時期は、自分の自転車もあるくらい滞在してお仕事させていただいていました。
――高岡早紀さん演じるさくらにほれ込むマネジャー・土屋恭蔵を演じてみて、いかがですか?
最初は、横溝正史原作ということで、重いキャラクター作りをイメージしていました。ただ、監督が、僕の長めの髪の毛を切らずに、そのままでいきたいって言ってくださったのが印象的でしたね。そういうイメージなんだなと。あとは、一緒に出演するゲストの方が、大鶴義丹さんとか、板尾創路さんとか、ものすごくアクの強い方たちが並んでいたので(笑)、油断できないなと。演技プランはたくさん考えましたね。
――横溝正史ミステリー「探偵・由利麟太郎」作品についての感想をお願いします。
吉川さんの佇まい、あとロングコートなど吉川さんの衣装がとにかくかっこいい。吉川さんの存在で、すべてが成立しているいい作品になりそうだなと感じました。
横溝正史ファンは、見てくださるといいなと思いますし、プラス、かっこいい吉川さんの新しい世界を感じられると思います。
――撮影現場での様子をお教えください。
僕は吉川さんに憧れて育った男なので、ものすごく緊張していましたが、ものすごい笑顔でごあいさつしてくださって、その優しさに感動しましたね。
田辺誠一さんとは、「MEN'S NON-NO」(集英社)のモデル時代から30年くらいお付き合いがあって、お仕事も何度もご一緒させていただいていたので、すごく安心する仲間であり、またご一緒できてうれしかったですね。
志尊さんや吉谷さんら、若い出演者の方もすごく演技がうまく、素晴らしい方々に囲まれているなと思います。
――京都での撮影・生活はいかがでしたか?
東映撮影所の空気感がとても大好きなので、久しぶりに帰ってきたような気持ちです。10年前に僕が結婚した時に、ちょうど京都で撮影していて、その時に、みなさんに祝福していただいたのが印象的ですね。
――4、5話の見どころ、注目してほしいポイントをお願いします。
もちろん吉川さんですけれども、土屋にもぜひ注目してください(笑)。怪しい役柄ではありますが、怪しい人が多すぎるので、ぜひ怪奇な謎に引き込まれてください!
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