第4話ゲスト・岡田義徳と平泉成は、これまでも木村拓哉と共演しており、気心の知れた仲。
岡田は「南極大陸」(2011年、TBS系)以来、木村と過去に10作品で共演した平泉も「A LIFE〜愛しき人〜」(2017年、TBS系)以来と、共に今回は久々の再共演となる。
撮影を振り返り、岡田は「正直、コロナの影響で撮影できないのでは…と思っていましたが、さまざまな対策をして無事に撮影を再開することができました。
この状況の中で、あらためて芝居ができる喜びを、ものすごく感じることができました。木村さんとは久しぶりの再会でしたが、変わらずフランクに、かつ撮影ではストイックに接して下さいました。やはり、粋な方です」と力を込める。
一方、平泉も「木村くんとは久しぶりに共演させてもらいましたが、どんな状況にあっても心と体を絞ってきていて、プロ魂を感じました。良い役者だなぁ…」と感心しきり。俳優・木村拓哉の心意気に、あらためてほれ込んでいた。
「至急! 警護乞う!」と、ただごとではない様子で訴えるメールが「島崎警備」のホームページに届く。
島崎章と高梨雅也は直ちに送信者・生田大輔に電話。大輔は監禁され、今も見張られているという。
だが、教えられた住所へ急行するとそこは大輔と両親が暮らす自宅で、監禁というのはすぐ来てもらうためについたウソ。そして本当の依頼は別にあった。
20年もの間、ニート生活を続けるアラフォーの大輔。そんな折、出身小学校のクラス会開催の知らせが届き、“将来の夢”を書いた色紙を保管していたタイムカプセルを開ける行事も予定されていることが分かったという。
しかし、この行事に拒絶反応を示した大輔は、自分の色紙だけ先に回収してもらうよう、教師に頼みに行こうと決意。
自分が常日頃より誰かに狙われている、と信じて疑っていない大輔は外出に不安があるため、身辺警護を依頼したのだという。
にわかに信じがたい大輔の話。一向に働こうとしない大輔に常々いら立っていた父・生田洋次も「バカバカしい」と一蹴するが、章は「クライアントを信じる」と決め、高梨と共に大輔を警護することに。
いざ小学校へと向かう道中、大輔は“ある場所”まで来ると、なぜか遠回りになる道を選択。さらに、偶然出くわした同級生・谷口守治(丸山智己)の優しい言葉にも、完全に背を向けてしまう。
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