安斉かれん、“アユ”としてのこだわり「目元だけは自分でメイク」最終回への思いも語る<M 愛すべき人がいて>

2020/07/04 18:30 配信

ドラマ インタビュー

「M 愛すべき人がいて」最終回より(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.


安斉「ピュアな思いが一番詰まっている」


――浜崎さんの楽曲で一番好きな曲は?

いっぱいありますけど、マサとの関係を含めて、とてもすてきだなと思ったのは、「YOU」です。

きれいな歌詞というのはもちろんですけど、マサを思って書いた真っすぐでピュアな思いが一番詰まっているように感じます。

実際に(アユの宣伝活動のために)部下を叱りつけたり、ごみ箱を蹴り上げたり、仕事面でマサが悪魔のようになってしまうシーンや、そんなマサのどこか疲れたような横顔を見たアユが「私に何ができるのだろう?どうしてうまく歌えないのだろう?」と悩みながら過ごすシーンを撮った後に、改めて「YOU」を聞いて、この歌、好きだなと思いました。

三浦翔平が演じるカリスマプロデューサーのマサ(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.


――マサのような男性はどうですか?

…三浦さんが演じるマサですよね?(笑)。私はすてきだと思います。マサはアユとはお互いの人生を変えた仲ですし、人生を懸けてアユのために頑張ってくれるマサの情熱は魅力ですよ。

もし、実際マサが同じ世界にいたらどのカテゴリーに入るかは分かりません (笑)。恋人、友達、家族、…想像がつかない!

――アユが一番変わったなと思った瞬間は?

最初の頃は、ジュースを掛けられたりしても反撃することがなかったです。アユはいじめられて悔しい気持ちや悲しい気持ちを、歌詞を書くことで、乗り越えてきました。そんなアユが、仕返しとまでは言いませんが、第5話くらいから嫌なことやきついことを言われても言い返すようになったんです。その頃がちょうどアユに自信が付いてきた頃であり、変わったな、成長したなと感じた瞬間でした。

――印象的なシーンは?

これも選べないくらいいっぱいあるな~! 水野美紀さんが出てくるニューヨークの衝撃シーンは大変だったけれど面白かったです。

――水野さんはどんな方でしたか?

カメラが回っていない空き時間でお話しするとめちゃめちゃ優しい方ですけど、カメラが回ると急変しちゃいます。水野さんとのシーンは、私にとって、初めてのアドリブだったので付いていくのがものすごく大変でした。

水野さんのことはテレビを見ていて前から知っていましたが、改めて「すごい女優さんだ」と肌で感じることができました。