「接吻しかねぇわ!」堀内敬子“昌子さん”暴走!『エール』川俣編で描かれる“強い女たち”

2020/07/15 10:57 配信

ドラマ

川俣銀行の紅一点・昌子さん(堀内敬子)が大暴走!「エール」第16回場面写真 (C)NHK


窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)は現在、再放送中。第3週「いばらの道」では裕一(窪田)の“初めての恋”のてん末が描かれている。裕一を取り巻く強い女たちに注目する。

昌子さん、“女心”を語る


作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く本作。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため収録を一時中断した影響で、初回から再放送中。

第3週では、実家・喜多一の窮状を救うため、裕一が借金と引き換えに叔父・茂兵衛(風間杜夫)の銀行の跡取りとして川俣での生活をスタートさせた。

初めて社会に出た裕一。その周囲を、美しくも逞しい女たちが彩る。

川俣銀行の事務員・昌子(堀内敬子)は、人気ナンバーワンの踊り子に恋をしてしまった裕一の尻を叩きまくる。

人気の踊り子をモノにするには「接吻しかねえわ!」と息巻き、ややロマンチストな銀行メンバーたちの妄想接吻シチュエーションを「自然でいいけど、慣れてる人向けね」「ギャ~気持ち悪い!」「言葉にするなんて興ざめ」と一刀両断。「いきなりがいいわ」「女はドキドキしたい生き物なの!」と女心を解説し、即興で接吻大作戦のシナリオを練り上げた。

支店長・落合(相島一之)以下、どうにも頼りない川俣銀行の独身男三人衆に対し、昌子は3度の結婚・離婚を経験し、人生経験は豊富。勇ましく男性陣をリードするキャラクターが小気味よい。

そんな昌子が後に裕一の恩師・藤堂(森山直太朗)と結婚し、幸せな家庭を築くというのも感慨深い。

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