日比監督は「意見や考え方を欲してもいないのに、勝手に情報が入ってくる、ある種、地上全ての人が表現者となった時代」とコメント。
続けて「世界をファインダーを通して見つめてきたはずなのに、やりたいこと、やるべきこと、人間として大切な何かを見失ってしまった。弟の死と向き合った際、ある種の答えが浮かんだ。今の時代に合わせた作品を創るのではなく、次世代のために伝えることがある。 それは、祖父母や両親や兄弟や生まれ育った故郷が私にしてくれたこと、教えてくれたことだった」と語った。
そして「コロナという困難な時代にこそ、今作品を観る一人一人が、本当に大切なこととは何かを自問していただけるきっかけになればと願っている」と話した。
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