窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)は現在、再放送中。7月21日放送の第21回では、留学が決まった裕一(窪田)に対し、身を引こうとする音(二階堂)の涙が感動を呼んだ。
作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く本作。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため収録を一時中断した影響で、初回から再放送中。
第4週では、裕一が世界的な作曲コンクールで2位を受賞。イギリス留学を控えて意気揚々と作曲に励む裕一の様子に、立場の違いを感じた音が身を引こうとする様子が描かれた。
母・光子(薬師丸ひろ子)や声楽コーチ・御手洗(古川雄大)の言葉で自分と裕一の立場の違いに気づいた音は、裕一に手紙を書くのをやめた。
それでも手紙を送り続けた裕一。「あなたからの便りが途絶えて、僕はまったく曲が書けなくなってしまいました」と切実に音を求める裕一に、音は久しぶりの返事を書いた。
「どうか、私のことは忘れ、作曲にいそしんでください。いつかあなたのコンチェルトを聴けることを願っています。さようなら」書きながら、音の瞳からは大粒の涙がこぼれた。
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