──Season2から谷原章介さんと皆川猿時さんが新レギュラーとして加わったことで、どんな変化が生まれましたか?
波瑠:谷原さん演じる国木田さんが6係の新係長になり、もともと“いい声”な遠藤さんがいたところに、もうひとり“いい声”の人が入ってきたので、低い美しい声があの地下室に響き渡っています。
最初は谷原さんに対しても緊張してしまって、和気あいあいとすることを許してもらえない気難しい方だったらどうしよう…と構えてしまっていたのですが、セットで撮影する日が増えるにつれ、私と遠藤さんがふざけているのを優しく見守ってくださったり、たまにおしゃべりに加わってくださったりして…。私も安心してきたところです。
沢村:僕、このドラマの中では、ほとんど怒っているんです。皆川さんが演じる宗像利夫は僕の直属の部下なのですが、彼がいるだけで、僕が怒っている様もぜんぶひっくるめて“ほわっ”とした空気を出してくれるので、すごくやりやすくなりました。
谷原くんはもう、昔からいたかのような感じですね! 博学ですし、人柄もよくて…。第6係は地下にあるという設定で、撮影していると実際に地下室にいるみたいな気分になるのですが、谷原くんが入ってきてくれたことによって空気が和らぐ…というか、新しい空気、フレッシュなものが流れてくるような気がしています。
遠藤:谷原さんはこのようにソフトな声で包容力もある人なので、年下なんですけど「谷原さん、谷原さん」と頼っています。沢村くんのことは「沢村くん」って呼んでいるんですけど、この間、沢村くんが「谷原くん」って呼んでいることを知って(笑)。このまま「沢村くん」「谷原さん」でもいいですか?(笑)
皆川くんとは昔、何度か共演しているので僕の弱みも知っているので…(笑)、触れないことにします!
鈴木:フェイスシールドにマスク、距離を保つ…という新しい撮影の習慣にみんなが馴染んできているところなんですけど、おしゃべりしていると声が聞こえづらいんですよね。でも、話していらっしゃることを一生懸命聞こうとしているうちに、より一層「その人のことを知りたい、理解したい」という気持ちが強くなってきたような気がします。
そのおかげで、前回知りえなかった新たなエンケン(遠藤憲一)さんの一面だとか、沢村さんの意外な一面だとか、いろいろ新しいことに気づけたんです。グダグダではありますが(笑)、毎日楽しく過ごしております。
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