<エール>コミカルな掛け合いが楽しい!福島編の癒やし担当・“川俣銀行”の芸達者たち

2020/07/30 12:37 配信

ドラマ

「エール」第16回場面写真 (C)NHK


“川俣銀行の人々”を演じる愉快な面々


自分の夢を選ぶか、家族の幸せを選ぶか…。川俣に養子に行くことが決まって以降、裕一が思い悩むシーンは多く、ドラマ全体にもどこか重苦しい雰囲気が漂う。そんな中、視聴者にほっと安らぎを与えるのが、川俣銀行の面々のコミカルな掛け合いだ。

支店長・落合役の相島は三谷幸喜率いる「東京サンシャインボーイズ」出身。三谷作品常連で、クスリと笑わせる演技はお手のもの。連続テレビ小説も「春よ、来い」(1994年)、「純情きらり」(2006年)、「花子とアン」(2014年)ときて本作が4作品目となる。

先輩行員・鈴木役の松尾も、多数の作品に出演する人気俳優。連続テレビ小説での印象も強く、2017年上期「ひよっこ」では北茨城交通のバス車掌・次郎役で登場。みね子(有村架純)たちの成長を地元で温かく見守る愛すべきキャラクターを作り上げた。続く2017年下期「わろてんか」ではアコーディオンを奏でる漫才師・川上四郎役。漫才師なのに引っ込み思案でしゃべりが苦手という設定や、相方・リリコ(広瀬アリス)との恋と名コンビぶりも話題を呼んだ。

事務員・昌子役の堀内は劇団四季出身。退団後もミュージカル作品で活躍するほか、舞台「12人の優しい日本人」(2005年)映画「THE有頂天ホテル」(2006年)など三谷幸喜作品をきっかけにコメディ作品での演技にも注目が集まり、今では舞台にドラマに映画にと引っ張りだこの人気女優だ。

入行2年目の松坂役・望月はドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(2019年、日本テレビ系)の陸上部員・瀬尾役で注目を集めた若手俳優。映画「ソロモンの偽証」(2015年)の1万人オーディションを突破した若き実力派で、連続テレビ小説は今回が初出演だが、先輩俳優たちとテンポのよい掛け合いを見せている。

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