7月24日からスタートした「40万キロかなたの恋」がついに最終回を迎える。ツンデレでかわいい千葉雄大さんや、癒やしボイスのユリを拝めなくなると思うと少し寂しく感じる。
最終回では、今まではうまくかみ合わずに言い合いばかりしていた宗一と咲子が、手を組んでユリを守ろうとする姿に感動する。自分に焦点を当てたプロジェクトにユリは苦言を呈すが、宗一は譲らない。その時、宗一がかけた言葉にキュンとする。それは、ユリも人工知能以上の感情が芽生えて、好きになっちゃうよね。私がユリだったら確実に好きになっている。第3話のように嫉妬して暴走しちゃうかもしれない。
宗一とユリの間には、確かに絆がある。本編では描かれていない部分で、二人の絆を深めるストーリーがあったのだろう。二人は人間と人工知能という一見、絆が生まれることはないように思える関係。しかし、動物と人間に友情が生まれるように、どんなものにも絆は生まれるのだと本作は教えてくれた。
また、咲子と話す時の宗一は素直になれず、嫌味なことばかり言ってしまう。咲子も話す時はうれしそうなのに、いざ話し始めると言い合いになってしまう。そんな二人の絶妙な距離感にもどかしくなる。結局この二人はどうなるのかすごく気になりながら見ていると、最後には衝撃の展開が見られる。
史上最長の遠距離恋愛の行方は、一体どうなるのか。ドキドキハラハラの三人の恋模様を最後まで見届けよう。
文=たかし
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