――茅島さんが演じられた川原理沙は、どういう女性だと思いましたか?
芯がブレないというか、すごくガンコな部分があって、思ったことは言わないと気がすまないところがありながら、自分の悩みには不器用で、人づきあいが少し苦手な女の子だと思いました。
私自身も理沙と似ていて、ガンコで人見知りなところがあるのでやりやすい部分もありましたが、自分よりも5歳ぐらい年上の役だったので、想像しながら演じる部分もあって、苦労しました。
――16歳とは思えないほど大人っぽく見えますが、撮影当時はまだ15歳だったんですね。役とはいえ、大学生を経験してみていかがでしたか?
大学やサークルがどういうところなのかが分からなくて、撮影前に実際に大学に行ってサークルの見学もしました。なので、それを参考にしながら演じていましたが、実際に大学生の方にお会いすると、やっぱりお兄さん、お姉さんでした(笑)。
――もし大学に入ったら、どんなサークルに参加してみたいですか?
私は小さい頃からゴルフをやってきたのですが、私の世代でゴルフの話ができる人があまりいないんです。なので、ゴルフのサークルがあれば入りたいですし、私は音楽も好きなので、そういうサークルもいいなと思います。
――「青くて痛くて脆い」はコミュニ―ションが苦手な大学生のお話で、本当にタイトル通りの作品だなと思いましたが、完成した作品を見ていかがでしたか?
最後の衝撃がとてもすごくて驚きました。でも、楓(吉沢)と秋好(杉咲)のやりとりは微笑ましくて。登場人物がそれぞれに悩みを抱えているので、見てくださる方も共感できる部分がたくさんあるのではないかと思いました。
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