<アンサング・シンデレラ>石原さとみの「病気に大きいも小さいもない」に往年のドラマファンがハッとした

2020/08/21 12:15 配信

ドラマ

薬がなぜか効かない一人暮らしの高齢女性について悩むみどり(石原さとみ)「アンサング・シンデレラ」第6話より (C)フジテレビ

石原さとみが主演を務める「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第6話が8月20日(木)に放送された。

薬剤師のみどり(石原)が、新人薬剤師のくるみ(西野七瀬)への指導で言った「病気に大きいも小さいも、重いも軽いもない」というせりふに心を奪われた視聴者が続出。Twitterでは実際に病気に悩む人たちやその家族から薬剤師への感謝の思いが語られた他、中にはフジテレビの名作ドラマ「踊る大捜査線」のせりふを思い出した人もいた。(以下、ネタばれが含まれます)

薬の飲みすぎと飲み合わせに注意!


本作は、萬津総合病院薬剤部に勤務する薬剤師・葵みどりが主人公。「月刊コミックゼノン」で連載中の「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」(荒井ママレ/医療原案:富野浩充)が原作の医療ドラマ。

第6話で描かれたのは、薬がなぜか効かない一人暮らしの高齢女性・早苗(高林由紀子)が秘めた孤独と、月経困難症で悩む倫(山谷花純)に服薬指導をするくるみの物語。

みどりは時間をかけて早苗と会話。すると早苗は、誰とも話さず一日が終わる虚しさや孤独を抱え、町医者からもらう抗生剤を唯一の“社会のつながり”として大切にしていたことを語った。

倫に対しては、くるみが朝食を抜いてサプリを飲んでいたことや、愛飲するハーブティーと薬の飲み合わせがいけなかったことを指摘。生理痛の治療には生活リズムを整えることも大切であると服薬指導した。

二つのストーリーは、薬の飲みすぎと飲み合わせの危険性を警告する内容だった。