三谷幸喜、作品誕生秘話を告白「きっかけは18年前のドラマだった」<誰かが、見ている>

2020/08/31 18:00 配信

ドラマ

三谷幸喜脚本・演出のドラマ「誰かが、見ている」で主演を務める香取慎吾(C)2020 Amazon Content Services LLC

三谷幸喜脚本・演出、香取慎吾主演のAmazon Original新ドラマシリーズ「誰かが、見ている」が、9月18日(金)からAmazon Prime Videoで配信される。

同作は、何をやっても失敗ばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公 ・舎人真一(香取)と、真一の生活を書斎の壁に偶然見つけた穴からのぞき見するのを楽しみにしている隣人・粕谷次郎(佐藤二朗)を中心に巻き起こるドタバタを描くシットコム。

今回、脚本・演出を担当する三谷が、本作を手掛けようと思ったきっかけを「18年前も香取さんと“HR”というシットコムを作っていまして、今回はそれの発展型。理想型と言ってもいい」と語り、本作誕生のきっかけが香取を主演に据えたドラマ「HR」(2002-2003年、フジテレビ系)にあることを明かした。

「HR」はシットコム形式のドラマで、定時制高校を舞台に、香取演じる教師・轟と生徒との日常を描く。気の優しい轟と個性あふれる生徒たちの掛け合いは、三谷作品らしくユーモアにあふれている。今回三谷は、「HR」で実現したシットコムを、さらにドラマ寄りに、そして本場アメリカのシットコムに近づけたかったと語る。