三谷は、「昔、ロスのスタジオでシットコムを見学したとき。スタジオでは、お客さんを入れて撮影をしながら、ドラマとしては普通の撮り方をしていました。撮影をしていない時はバンド演奏があったり、スタンダップコメディアンの人がネタを披露したりと、一瞬たりともお客さんを飽きさせない。今回はそれに近いものがやりたかったのです」と思いを明かした。
「誰かが、見ている」は、「HR」以来18年ぶりに実現した、三谷の理想を突き詰めたシットコム。三谷は、「ドラマと演劇の中間にあるシットコムは、最も居心地の良い場所なのかもしれない。言い方を変えれば、今日本で一番いい形でシットコムを作れるのは、ひょっとして僕なんじゃないか」と、少しおどけながら「本気でこのジャンルに挑戦しないと罰が当たる。そんな風に思いました」と決意を示している。
数々の作品で日本に“笑い”を届けてきた三谷と、バラエティーやドラマ、舞台でさまざまな個性的で強烈なキャラクターを演じてきた香取。どんな新たなエンターテインメントの可能性を見せてくれるのか期待が高まる。
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