草加が父として、清算し切れていなかった過去に一区切りをつける第5話。しかし、彼が向き合う過去はそれだけではなく、12年前に捜査を担当した未解決事件にも向き合うことに。
同事件では児童養護施設の経営者の娘・麦野奈津が刺殺されてしまう。奈津と家族同然の絆で結ばれた施設の卒園生に、必ず犯人を捕まえてほしいと懇願され、犯人逮捕を誓うも、約束を守ることができなかった草加。
それから時は流れ12年、あのとき草加にいちるの望みを託した卒園生が、ほかでもない今回起こった立てこもり事件の犯人で、なんと美里ら人質の命を盾に取り、奈津を殺した犯人を捕まえるよう再要求する。
その犯人グループの中心的人物・河本直也を演じるのが、現在放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)で土岐頼純を演じ、壮絶な演技で世間を騒がせた矢野聖人。背水の陣で犯罪に手を染める悲しき男・直也を全身全霊で演じ、刑事・草加を追い詰めていく。
娘が人質であるため捜査に直接関われないもどかしさの中、密かに思いを寄せる理沙までも急病人の代わりに人質となってしまうなど、窮地続きの草加が魅せる“ここ一番の物語”が展開される。
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