<麒麟がくる>向井理「将軍とは言え一人の人間の危うさのようなものがあり…」印象に残ったシーンを語る

2020/09/20 13:00 配信

ドラマ

室町幕府第13将軍・足利義輝を演じる向井理(C)NHK

向井理が、9月20日(日)に放送される大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)、第24回「将軍の器」に向けてコメントを寄せた。

同作は、史料がほとんど残っていない20代の明智光秀(長谷川博己)の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀、さらに豊臣秀吉や徳川家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く物語。

第23回(9月13日)の放送では、将軍・義輝の文を手に信長(染谷将太)の元に向かった光秀だが、肝心の信長は美濃攻めに苦戦しており、代りに取り次ぎを任された藤吉郎(佐々木蔵之介)が取り次ぐ。すると、京で三好長慶の子らによる義輝暗殺計画の噂があると聞き、裏で糸を引いているのが松永久秀(吉田鋼太郎)であると知る。衝撃を受けた光秀は、すぐに大和の松永の元を訪ね、その真意を問いただす。松永は「義輝はもはや将軍の器ではない、このままでは世が治らないので、殺しはしないが追放するつもりである」と告げた。

そして、光秀は義輝の元を再び訪れこれまでのことを報告。頭を下げる光秀に対し、「遅かった」と涙ながらに訴える義輝の姿が印象に残った視聴者も多いのではないだろうか。

向井も印象に残ったシーンにこの場面を挙げており「第23回の十兵衛とのシーンは、将軍とは言え一人の人間の危うさのようなものがあり、印象的でした」と振り返った。