玉木宏&高橋一生、最終回への思いを語る「完璧な兄弟だったら復讐劇はすぐ終わっていたと思う」<竜の道>

2020/09/14 18:30 配信

ドラマ

【写真を見る】竜二に銃口を向ける竜一(玉木宏)(C)カンテレ


引くに引けない復讐の結末が見どころ


ドラマの放送が最終回を迎えると同時に、作家・白川道による未完の同名小説では結末まで描かれなかった復讐劇が、オリジナルの展開で完結する。

玉木は「よくぞここまでちゃんとゴールを作ってくれましたという印象です。第1話の冒頭が、最終話にしっかりつながっています。また、最終的な復讐とは何だろうと思ったときに、斉藤一成でもなく和田猛でもなく、矢端竜一という人間としてその場に立っていたいと僕自身思っていたので、そのようにクライマックスを作ってもらえて良かったです」と、最終話の内容についてコメント。さらに、「すごく完璧な兄弟だったら、この復讐劇はすぐ終わってしまっていたと思うんです。でも、竜一も竜二もイチ人間だからこそ、もがき、苦しみ、失敗しながらようやく源平にたどり着いた、というところがこの作品のキモだと思います。復讐をする側もされる側も生身の人間で、そんな人間同士がぶつかりあう物語の結末に、最後までぜひご注目ください」と、見どころを語った。

高橋も、「相手を知れば知るほど憎くなるけれど、相反して復讐がやりづらくなることもあるというもろ刃の剣のような恐ろしさがあります。竜一の竜二や美佐への気持ちや、竜二のまゆみへの気持ちといったさまざまな思いが負荷として乗っかる中で、もう引くに引けない二人の復讐がどのような決着を迎えるのかが見どころです。第1話冒頭のシーンについても、『だからこうなったのか!』と思っていただけるはずですので、皆さんのリアクションも楽しみです」と、竜一が竜二に銃口を向けるという第1話冒頭の衝撃的なシーンの謎が明かされる最終話に向けてアピールした。