三谷幸喜、香取慎吾の魅力を「喜劇俳優として僕は全幅の信頼をおいている」<誰かが、見ている>

2020/09/18 07:00 配信

ドラマ インタビュー

香取慎吾主演、三谷幸喜が脚本、演出を手掛けるドラマ「誰かが、見ている」が、9月18日からAmazon Prime Videoで独占配信される(C)2020 Amazon Content Services LLC


香取慎吾が主人公・舎人真一に扮(ふん)し、三谷幸喜が脚本、演出を手掛けるシチュエーションコメディー(シットコム)「誰かが、見ている」が9月18日から、Amazon Prime Videoで独占配信される。

本作は、Amazonが企画から参加した日本オリジナルドラマシリーズの第1弾。常人の想像を遥かに超える失敗を繰り返す舎人(香取)と、偶然書斎の壁に発見した穴から彼の日常をのぞき見する隣人・粕谷次郎(佐藤二朗)を中心に、毎回びっくりするような珍騒動が展開される。

WEBザテレビジョンでは、三谷と香取にインタビューを行い、作品への思いやシットコムの楽しみ方、ステイホーム期間中に改めて考えたことなどを語ってもらった。

――本作の構想は以前からあったものなんですか?

三谷:まず最初に、香取さんで何かをやりたいという思いがありました。その後、Amazonさんで配信という形でやるということが決まって、じゃあ香取さんでどんな話ができるのか。どういうキャラクターがいいのかを考えていきました。

僕の芝居はせりふ劇が多いんですけど せりふで表すだけではなくて動きや表情、シチュエーションで面白く見せたいなと。配信ということで世界に向けてという思いもちょっとあったものですから、例えば香取さんが一人で部屋にいるだけで面白くなるような設定にするにはどうすればいいのかというところから“舎人真一”というキャラクターが生まれたんです。配信ありきのアイデアですね。

――ストーリーのアイデアはどこから?

三谷:「誰かが、見ている」とタイトルにもなっていますけど、全然社会に適応できない舎人という男がいて、自分が全く知らないところで世界中の人たちを幸せにしている。最終的には、そんな彼自身の再生というか復活していくような物語をやりたいなと思いました。