名門私立高校「帝千学園」に、一人の教師がやって来る。彼の名は、義澤経男(田中圭)。セレブの子息たちが多く、東大進学率も高いこの学校で、今日から3年D組の担任を務めるのだ。義澤は“ある覚悟”を胸に、強烈な笑顔を作って校門をくぐっていく。
義澤は3年D組の副担任・頼田朝日(山田裕貴)から、このクラスにはいろいろと問題があり、半年の間に3人もの教師が担任を辞めていることを教えられる。
朝日によると、3年D組には父親が検察のトップで優等生の藤原刀矢(高橋文哉)をはじめ、母親が有名な女医で自らも人気インフルエンサーの長井弓(久保田紗友)、人気飲食チェーンの社長を父に持ち、自身は高校生にマッチングアプリで“パパ活”をさせている大木薙(森田想)、父親が大企業の社長でおじが政治家だという剣力(高橋侃)ら、裕福でハイステータスな親を持つメンバーがそろっているが、優しくて人気者の刀矢以外の3人が、親の権力を笠に着て好き勝手にやっていると話す。
義澤が教室に入ると、刀矢を除く生徒全員が自習中で、義澤のあいさつに耳を傾けようともしなかった。弓、薙、力らに反抗的な態度を取られても義澤は一向に気にすることなく、「日々笑っていれば、幸運はついてくる」と、自分が大切にしている“方程式”を笑顔で語る。
やがて、反抗的な生徒たちは義澤がどんな嫌がらせにも動じず、笑顔を絶やさないことにいら立ちを募らせていき、ついに学校一の厄介者・力が義澤に対して、危険な攻撃を仕掛けていく。
それは義澤と生徒たちの戦いの幕が切って落とされた瞬間だった。
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