「ざんねんないきもの事典」が竹中直人主演で実写ドラマ化! 磯村勇斗、畑芽育らも出演

2020/09/24 11:00 配信

ドラマ

人気シリーズ「ざんねんないきもの事典」が実写化!(C)ミニドラマ「ざんねんないきもの事典」製作委員会

朝井翼役・磯村勇斗コメント


“ざんねんないきもの”を、人間に置き換えて登場させていく。台本を読むと意外な性質を持つ“ざんねんないきもの”が、この世にはたくさんいるのだと知りました。それをドラマで表現するのが面白く、そして勉強にもなりました。

朝井翼役を通して、さまざまな個性を持った人間(ざんねんないきもの)と触れることができ、個性というものは、否定するものではなく、受け入れることが大切だと感じています。

例えば、普段は無口で人の話を聞いてくれる優しい友人が、お酒が入った途端、自慢話を延々と話してくる変貌ぶりには残念な気持ちになります。が、きっと普段から言いたいこととかをため込んでしまうタイプなんだと思い、そのときは僕が聞き手に回るようにして、発散相手になっています。

動物などに限らず、人間も、残念な部分があるからいとおしい、むしろそれが人間らしさなのではないかと思います。きっとこのドラマを見たら、嫌だと思っていた周りの人たちを好きになるきっかけになるかも知れない。少しでも日頃のストレスを和らげる時間になればと思います。

――自分を“ざんねんないきもの”に例えると?

ハイイロリスですかね。ハイイロリスは自分で隠した木の実の場所を忘れてしまう。僕も忘れてしまうことが多々ある。買った物を棚にしまうのですが、後で必要になったときにどこにしまったのか忘れてしまう。例えば、買ってきた替えの洗剤を棚にしまったのに、どこに置いたのかも忘れ、しまいには買ったことも忘れ、新しく買うこともある。ハイイロリスより残念度が高いかもしれません。

森山美音役・畑芽育コメント


美音の役柄には、自分の性格と近いものを感じてとても共感できましたし、台本を読みながら「分かる分かる」とうなずくことも多かったです。コミカルなお芝居ができて楽しかったですし、リラックスして伸び伸びと演じることができました。どのシーンでもクスッと笑えるようなカットがあって、私自身演じながらついつい笑ってしまいそうになることもありました。

日常に疲れたり、例えようもなくもどかしい気持ちになったりしたときに、少しだけ癒やされてクスッと笑って明日また頑張ろうと思える、そんなドラマになっています。ちょっぴり残念なのは、みんな一緒なんだなぁと私も気付かされました。何だかいとおしい生き物と人間たちを見て楽しんでいただけたら幸いです。

――自分を“ざんねんないきもの”に例えると?

バンドウイルカですかね。1800種類もの言葉を使い分けるバンドウイルカは、普段とは違う海域にいるとうまく会話ができないそうなのです。私も新しい環境になると、積極的に話せなくなるタイプなので何だかすごく近しいものを感じます(笑)。その場の雰囲気にうまく溶け込むことができるようになりたいです。