「ざんねんないきもの事典」が竹中直人主演で実写ドラマ化! 磯村勇斗、畑芽育らも出演
宇多りく役・新津ちせコメント
「ざんねんないきもの事典」は、私ももちろん全巻持っていて、覚えるくらい何度も読んでいますし、小学校の図書室でも大人気なので、出演できることがとってもうれしかったです! 私が演じるりくちゃんは、小学生なんですけど、ちょっと大人っぽい子で、お家でお父さんやお母さんの愚痴を聞いている、っていうところが面白いです。
いろんな生き物たちがドラマに出てきて、撮影は毎回すごく楽しかったです。なかでも、ウーパールーパーと一緒に撮影したときは、本物のウーパールーパーを見るのが初めてだったので興奮しました!
皆さんに、ああ、こういう残念なところ、自分にもあるかもなぁ、お父さんお母さんにもあるなぁ、でもそこがいとおしくて面白いなぁ、って思いながら楽しく見ていただけたらうれしいです!!
――自分を“ざんねんないきもの”に例えると?
「リスはドングリをうめた場所をすぐに忘れる」っていうエピソードがすごく心に残っていて、自分と近いかも…と感じています。私は本が大好きで、小学校でも1日に3回図書室に行ったり、図書委員をやったりしているんですけど、いっぱい本を読んでも全部の内容をずっと覚えていられるわけではなくて、結構忘れていっちゃうこともあって…。
でも、リスが、埋めた場所を忘れたドングリから芽が出て、木になって、その木に実ったドングリをリスたちがまた食べる、という話を読んで、私も、たとえ本で読んだことを忘れてしまったとしても、脳のどこかには残っていて、自分でも気付かないうちにどこかで私を助けてくれているのかもしれない、と思いました。
原作監修・今泉忠明コメント
ドラマ化の話を聞いて、どのようなストーリーになるのか興味津々です。『ざんねんないきもの事典』は、「ざんねん」という人間の目線からは否定的な言葉の中に、一生懸命生きている「いきもの」たちをいとおしく思うという気持ちが込められています。
このドラマを通じて、「いきもの」(人間)は進化を遂げたものばかりではなく、進化から取り残されたものたちも立派に生きている。いろんな「いきもの」(人間)がいることが生物多様性であり、関わりあって生きていることの大切さに気付いてもらえるとうれしいです。
第1話あらすじ
毎話ちょっとざんねんな特徴をもつ現代人と動植物が登場。全てのいきものが愛おしく感じられるドラマ。
動物園でオランウータンを眺めている中年サラリーマン・犬養草介(三宅弘城)。草介は、期待を寄せられている年下の上司・宇多賢人に叱咤された出来事を思い出し、落ち込んでしまう。するとそこに、神様(竹中直人)が現れ、オラウータンの生態に宇多がよく似ていると話し始める。
10月7日(水)スタート(全24回)
毎週水曜夜0:52-0:58
テレビ東京系で放送
原作:「ざんねんないきもの事典」シリーズ(高橋書店)
出演:竹中直人、三宅弘城、磯村勇斗、畑芽育、新津ちせほか
監督:久万真路、千村利光、高明
脚本:保木本真也、下田悠子
プロデューサー:漆間宏一、鈴木伸明
【HP】www.tv-tokyo.co.jp/zannen/
【公式note】tv-tokyo-note.com/m/m137bd869938e
【Twitter】@tx_zannen
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