上野樹里が主演を務めるドラマ「監察医 朝顔」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系※11月2日スタート)の公式ポスタービジュアルが公開された。
月9ドラマとして初めての2クール連続放送で、法医学者と刑事という異色の父娘を描く本作は、同名漫画作品が原作。ドラマ化をするにあたって大きくアレンジをした感涙のヒューマンドラマとなっている。
主人公の万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める法医学者。法医学者とは、事件性の疑いの有無にかかわらず死因不明の遺体の死因を究明することを職務としている医師。
朝顔は周囲から一目置かれるほどに優れた技量と豊富な知識を併せ持ち、実直で愛情深く心優しい女性で、自分よりもつい相手のことが気になってしまう。
ただ、東日本大震災で母を失ったのみならず、遺体すら見つからないという癒しようのない悲しみを抱えており、その悲しみ故に遺体を「どうして亡くなってしまったのか分からない“不詳の死”には決してさせない」という揺るぎのない信念がある。
遺体を前にした朝顔は「教えてください。お願いします」とささやいて解剖をおこない、誰よりも懸命に、真摯(しんし)に遺体に向き合っていく。
一方、朝顔の父・万木平(時任三郎)は、神奈川県の野毛山署強行犯係に勤めるベテラン刑事。朝顔と平ら“法医学者×刑事”という異色のタッグが、かたや解剖、かたや捜査で、さまざまな遺体や事件の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまをハートフルにつづっていく。
と同時に、2019年7月~9月放送の第1シーズンでは、平と同じ刑事の桑原真也(風間俊介)との結婚や、一人娘・つぐみ(加藤柚凪)の誕生を経て、癒やしようのない悲しみを少しずつ乗り越えていく親子の姿を細やかに紡ぎ上げていった。
第1シーズンのラストで、悲しみは完全に癒えずとも前へ一歩踏み出し、母の実家があり、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れることができた朝顔。その翌年の5月を舞台に本作は始まる。
変わることなく、興雲大学法医学教室で法医学者として働く朝顔。父の平も変わらず、野毛山署強行犯係で刑事として働き、時間があれば東北に向かい妻の遺体を探していた。
夫の桑原は神奈川県警捜査一課で多忙な日々を送り、娘のつぐみは最近になって「弟が欲しい」と朝顔らにこぼしている。
朝顔らの日常は、これからもずっと同じように続いていくと思われた中、とあることがきっかけで朝顔は、平の代わりに母の遺体を探すため一人で東北の地を訪れることになり、新たな物語が幕を開ける。
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