ロサンゼルス市警の女性刑事エリン・ベル(ニコール・キッドマン)。若き日の美しさは既に遠い過去のものとなり、今は酒に溺れ、同僚や別れた夫、16歳の娘からも疎まれる孤独な人生を送っている。
ある日、エリンの元に差出人不明の封筒が届く。17年前、FBI捜査官クリス(セバスチャン・スタン)と共に、砂漠地帯に巣食う犯罪組織への潜入捜査を命じられたエリンは、そこで取り返しのつかない過ちを犯し、捜査は失敗。その罪悪感が今なお彼女の心をむしばみ続けていた。封筒の中身は紫色に染まった1枚のドル紙幣。それは行方をくらました事件の主犯からの挑戦状だった。
過去に決着をつけるため、犯人を追う“ストレイ・ドッグ(野良犬)”と化したエリンは、灼熱(しゃくねつ)の荒野へと車を走らせる――。
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