森七菜“梅”らが空襲に…「うそでしょ?」「どうかお願い」容赦ない戦争描写に目集まる<エール>

2020/10/15 11:20 配信

ドラマ

焼け跡で祈りをささげる光子(薬師丸ひろ子)「エール」第90回場面写真 (C)NHK


昭和を代表する作曲家・古関裕而氏を題材に、音楽を愛する主人公・古山裕一(窪田正孝)の人生を描く連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。今週は太平洋戦争を描く第18週「戦場の歌」を放送している。10月14日放送の第88回でインパール作戦を描き大きな反響を得たのに続き、15日放送の第89回では愛知・豊橋を襲った空襲が描かれた。容赦なく続く戦争の描写、登場人物の安否がわからない展開に視聴者からはショックの声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)

裕一は昌子へ手紙を届けに


第89回では、裕一が慰問先のビルマから帰国。戦地で藤堂(森山直太朗)を看取った裕一は、その足で福島へと向かい、藤堂の妻・昌子(堀内敬子)に藤堂からの手紙を届けた。

「ありがとう、僕の人生に現れてくれて。君に会いたい」で締めくくられた手紙を受け取った昌子。「会いたい。もう一度、会いたい」と涙を流した。

そして後半は、音(二階堂)の実家である豊橋・関内家の置かれた状況が描かれた。

特高に目をつけられても反戦の意思を曲げない五郎(岡部大)は拘束され、拷問のような取り調べを受けていた。五郎不在のある夜、豊橋を空襲が襲い、自宅は燃え、梅(森七菜)と岩城(吉原光夫)は安否不明に。2人を探して焼け跡をさまよう光子(薬師丸ひろ子)の慟哭(どうこく)が響いた。

前日に続き、GReeeeN「星影のエール」が流れるオープニングはなし。戦争の悲惨な側面を淡々と描く演出に、視聴者からは「昌子さんの涙…つらいね…」「昨日と今日のエール、辛すぎてショックが大きい」「朝ドラというより戦争映画を見ているよう」「制作者の強い思いを感じた」など、悲痛の声が上がった。

「え、梅ちゃん…」「うそでしょ?」「岩城さんも梅ちゃんも、どうか生きていて、お願い…」と、安否のわからない梅と岩城を心配する声も多く、Twitterでは「#エール」が前日に引き続いてトレンド2位まで急上昇したほか、「梅ちゃん」「岩城さん」がトレンドトップ10入りする注目を集めた。

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