昭和を代表する作曲家・古関裕而氏を題材に、音楽を愛する主人公・古山裕一(窪田正孝)・音(二階堂ふみ)夫妻の人生を描く連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。10月20日放送の第92回では、人気キャラクター・御手洗清太郎(古川雄大)が再登場。ヒゲを蓄え、これまでとは少し違ったダンディな雰囲気をまとった御手洗に、視聴者からは喜びの声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
太平洋戦争は終結し、第19週(10月19日[月]~10月23日[金])「鐘よ響け」から、物語は戦後へ。終戦後、曲を書かなくなっていた裕一が、劇作家・池田二郎(北村有起哉)と出会い、ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」、そして「長崎の鐘」の作曲を完成させる過程が描かれていく。
まだ世の中に重苦しい空気が流れる日々を描いた第92回。吟(松井玲奈)の夫で元軍人の智彦(奥野瑛太)は職探しでみじめな思いを味わい、裕一もまだ闇の中。音は裕一を心配しながらも、夢にもう一度挑戦したいという思いから声楽を再び習い始めることに。
喫茶バンブーの恵(仲里依紗)に紹介された超個性的な声楽教師・ベルトーマス羽生(広岡由里子)のもとに通い始めたのだが、そこに現れたのが、懐かしの恩師・御手洗だった。
音に気付き「ホワッツ!?」と驚きの声を上げた御手洗。占い師に転身していたことについて「悩みや苦しみを抱える人のために、今私にできることは何?って考え始めたの」と語った。
御手洗の専門はどうやらタロットカード占いのよう。曲が書けないでいる裕一のことを案じる音を安心させるように「変わってない。あなたのとこに訪ねた時から彼は変わってない」と語りかけ、「Cardは語ってる。今こそ成長すべき時だって。そして、今度来る仕事が人生を変えるわ」とアドバイスを送った。
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