生田斗真が光源氏に! 東山紀之「斗真は紫の似合う男になってきた」

2011/09/26 18:30 配信

映画

映画「源氏物語~千年の謎~」の大ヒット祈願イベントを都内で開催

12月10日(土)から公開される映画「源氏物語~千年の謎~」の大ヒット祈願イベントが9月25日都内で行われ、出演の生田斗真中谷美紀多部未華子東山紀之、鶴橋康夫監督が出席した。

同作は、“日本が生んだ偉大なる恋愛小説”として位置づけられる紫式部が執筆した「源氏物語」誕生秘話をベースに、“光源氏のラブストーリー”と“紫式部のラブストーリー”が展開し、“物語”と“現実”の2つの世界が交錯する、まったく新しい「源氏物語」が描かれている。光源氏には生田、紫式部には中谷、光源氏と恋に落ちる個性豊かな姫君たちに真木よう子、多部、芦名星、田中麗奈が出演。ほか、陰陽師・安倍晴明には窪塚洋介、平安の権力者・藤原道長には東山が出演する。

イベントでは、タイトル“千年の謎”にちなみ1000人の女性の前で公開大ヒット祈願イベントを行った。作者・紫式部にちなんだ映画のテーマカラーであり、古来より日本で最も高貴な色とされている“紫”の花びらが舞い落ちる“パープル・カーペット”に生田ら4人が登場。“恋愛成就”の神様として絶大な人気を誇る東京大神宮の宮司による儀式も行われた。

儀式後、トークショーを行い生田は「きょうは1000人の麗しき女性たちにお会いできてうれしく思っています。本当にすばらしい映画ができたと思っているので公開を楽しみに待っていてください」とあいさつ。

また、中谷は「日本の誇る美しい最古の愛の物語を書いた紫式部を演じることができて幸せでした。とても静観で美しい生田斗真さんの光源氏像ができ上がりました。楽しんでいただけると思うのでぜひ劇場でご覧ください」とコメントし「何よりも忘れがたいのが、生田さんの光源氏の舞いの姿が非常に美しかったです。視線がぶれないんです。光源氏という人の生まれもった高貴で美しいオーラが漂っていて、一生忘れられないシーンでした」と感想を語ると、生田は「ぼくも撮影に向けて少しばかりけいこをしてきたくらいで、本番の撮影は緊張しました。でも天気にも恵まれて僕にとっても忘れられないシーンです」と返答。

生田に対して東山は「道長の役は年上の先輩がやっているイメージがあってので、ついにこういう役も回ってくるようになったんだなと。この作品で斗真のすばらしい代表作になったと思うし、斗真はとても紫の似合う男になってきたなと思う」と絶賛し「実際、映画を見たときは、僕自身が光源氏の気持ちになって映画の中に入っていけたので、監督のすばらしい演出のもと、僕にとっても代表作になったと思います」と明かした。

一方、葵の上を演じた多部は「葵の上を演じるのはとても光栄です。苦しんで悩みに悩んで演じたので貴重な経験ができました」と振り返り「生田さんと初めての共演で、撮影も途中から参加し撮影期間も10日間くらいの短い期間でした。スタジオで素敵な情熱的な空気が流れている中で、生田さんはとても気さくな方でよく話しかけてくれていたので助かりました」と印象を。

さらに、中谷も「生田さんとは1シーンしか共演しなかったのでお話することがなかったですが、こんな光源氏がいたら女性たちがついつい運命を預けてしまうのではと思いましたし、東山さんは面倒見の良い方で、キャストやスタッフの方たちに気を配っていたのでみんなのお兄さんみたいでした。いまどきいないちゃんとリーダーシップの取れる方。道長とも重なって見えて、人の上に立つ方はこういう方なんだなって思いました」と2人の印象を明かした。

最後に、生田は「源氏物語というのは日本でしか作れない映画だと思います。0から100まで映画らしい映画が完成したと思います。この映画を見て、日本人に生まれて良かったな、日本に生まれて良かったなとか、日本っ素敵だなって皆さんに思ってもらえたらうれしいです。12月10日の公開を楽しみにしてください」とメッセージを送った。