10月11日(金)スタートのドラマ「都市伝説の女」(テレビ朝日系)の制作発表会見が10月3日、東京・神田明神にて行われ、主演の長澤まさみ、溝端淳平、竹中直人、平山浩行、大久保佳代子が登壇した。
'12年4月~6月に放送された同作は、シーズン2としておよそ1年半ぶりの放送となる。第1話では、前作のラストでアメリカ・FBIに出向することになった都市伝説オタクの美人刑事・音無月子(長澤)が一時帰国を果たし、新部署の非科学事件捜査班(UIU)の設立に合わせ警視庁に復帰。富士山にまつわる都市伝説に挑むという。
会見で主演の長澤は「昨年も『都市伝説の女』をやらせていただいて、今年も音無月子になれるとは思っていなかったので、素敵な共演者の方々とまた撮影ができるのがうれしいなと思いながら、楽しんで2カ月間、音無月子を演じることができました。音無月子という女の子は都市伝説がとにかく大好きで、いろんな事件に都市伝説を結び付ける、ちょっとオタクな刑事です。ひょうきんな女の子でもあるんですが、楽しんで演じさせていただきました。今シーズンは、新部署のUIU設立と、大久保佳代子さんの加入による女のバトルみたいなところもあって、面白いんじゃないかなと思います!」とシーズン2突入への喜びを語った。
また、シーズン1より月子(長澤)に惚れ込み、無茶な捜査にも協力する鑑識課員の勝浦洋人役で出演している溝端淳平は、「パート2をやれるというのは本当に幸せなことです。このドラマはパート1のときからすごく現場が明るく、新しいチャレンジができるドラマで、例えば僕が実際に撮ったハンディカムの映像をドラマのオンエアで使ってくれたりだとか、今回も今までにないドラマを目指して皆さんとやってきました。勝浦は几帳面で、鑑識課なのに現場が乱れていると現場を整えてしまって逆に怒られてしまうという役柄です。月子に振り回されながら、何も返ってこないけれど、ずっと月子のために行動して、月子への思いがブレない、一生懸命な役どころです」とコメントした。さらに、溝端は勝浦の新上司としてシーズン2から出演する大久保佳代子との共演を、「テレビで大久保さんをすごく見ていた世代なので、すごくうれしいです」と語り、会場からは笑いが起こった。
新部署・UIUの班長に就任する刑事・丹内市生役の竹中直人は、「ドラマの中で、(自身の演じる刑事・丹内が)すばらしい俳優さん(平山)に尊敬していただいて、夢のようです」と語りつつ、「なんと言ったって大久保さんがすごいんですよ。長澤さんに対抗して自分のスカートを上げるシーンなんですけど、本当に色っぽくて、ちょっとびっくりしました。溝端くんにセクハラするシーンではエレベーターの一室で(溝端へ)グッと近づいて、“あっ、大久保さんってこんな一面を持ってるんだ”って思いました」と、仕上がった作品を見ての感想を語った。また、丹内を尊敬してやまない刑事・柴山俊也を演じる平山浩行は「パート2ではいろいろなところにロケに行きまして、そのたびに竹中さんとはお食事に行って、仲良くさせていただきました」と、間もなくクランクアップを迎えるという撮影を振り返った。
さらに、鑑識課員の高田潤子役でパート2から出演する大久保佳代子は、「初の連ドラということ、かつ鑑識課ということで意気込んではみたものの、今のところ鑑識らしいことはほぼやっていなくて、基本は溝端淳平くんにセクハラもどきをするというシーンのみで頑張って参りました(笑)。上からですが(笑)、とてもいいドラマになっていると思いますので、ぜひ、楽しんでいただけたらと思います」とアピール。また、溝端のことを大久保は「非常にセクハラがやりやすいタイプ」と語り、「以前山P(山下智久)とドラマ(フジ系「SUMMER NUDE」)で共演したときに、山Pが良い意味で非常にキレイで、触れちゃいけない感じがしてセクハラしにくかったんですけれど、なんでしょうね、溝端くんはどんどん来てくれみたいなところがあって」と振り返った。それに対して溝端は「大久保さんが実はすごく乙女で、すごく遠慮されてたんですけど、もっとやった方が面白いので、“もっと来い、もっと来い”って言ってました(笑)」と、大久保へ遠慮しないようお願いしたことを明かした。
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