NHK総合ほかで'14年3月31日(月)からスタートする連続テレビ小説「花子とアン」の山梨・甲府ロケがスタートし、11月21日に出演する吉高由里子、室井滋、石橋蓮司、賀来賢人、黒木華、窪田正孝、山田望叶、チーフ・プロデューサーの加賀田透が報道陣の前に登場した。
本作は村岡恵理の「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」が原作で、「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の波乱万丈の半生を描く。山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活を経て翻訳家の道へ進んだ花子は、震災や戦争を乗り越え、子供たちに夢と希望を送り届けていく。
今回が初めてだというはかま姿を披露した主人公・花子役の吉高は、「クランクインして2日目で初めて共演者の皆さんと同じところに立っているので、すごく緊張していて、実感が沸かないというのが本音です。これから10カ月の長い撮影期間に皆さんと一緒にたくさん素敵な思い出が残せる作品になればいいなって思います。現場も皆さんのことも、作品も好きになれるように務めます。よろしくお願いいたします」と緊張の面持ちで話した。
花子の母・ふじを演じる室井は「すごく素敵なオープンセットを建てていただきまして、このわらぶき屋根を作れる職人さんも減っていらっしゃるそうで、本当に名人芸というか、そういう所でやらせていただいて、とっても素敵な雰囲気の中で日々頑張っております」と、再現された明治時代の農家の家の素晴らしさに触れた。
また、朝ドラヒロインへの意気込みを聞かれた吉高は「これから始まる10カ月間は、楽とはいえない期間になると思いますし、自分にとっての正念場だと思います。すごく皆さんの気持ちが高いところにあるので、無理をしないように、自分の気持ちも高く強く持って挑戦していきたいと思います」と控えめながら、強い気持ちで挑む姿勢を見せた。
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