4月8日(水)スタートの「心がポキッとね」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジ系)の制作発表が行われ、阿部サダヲ、水原希子、藤木直人、山口智子が登壇した。
「心がポキッとね」は過去の失敗や心の傷により不器用にしか生きられない“病んでる”オトナたちが織り成すラブコメディー。
脚本は「最後から二番目の恋」('12年ほか、フジ系)などでアラフィフの恋愛や友情をリアルかつコミカルに描き人気を博した岡田惠和で、今作も笑って泣けるストーリーになっている。
心を病み、全てを失った春太を演じる阿部は「前回の『マルモのおきて』('11年ほか、フジ系)では、相手が犬と子供だったんですが、今回は大人ばかりで…話も通じるし(笑)。前回と違っていじられる方です」とあいさつ。
また「岡田さんの脚本は会話劇が面白く、いつかやりたいなと思っていました。でも1話の台本読んだら、僕の役は心病んでいるから会話がほとんど無くて…。『あ、いや』とか『…』とかばっかり(笑)。でも、メンタル相談所では5、6ページにわたっての独白シーンがあるんです。会話…したいなって思いますね(笑)」と心境を明かす。
春太を振り回すみやこ役の水原は、脚本・岡田からの「自分の役にひと言“物申す”としたら?」という質問に、「みやこには、『もっと時間がたって成長していけば、もっといい恋ができるよ!』って教えてあげたいですね。私もいま、このドラマが人生で一番大変な時。ドラマ終わったら成長していたいです!」と意気込みをコメント。
春太の恩人で、ポジティブ過ぎる家具店オーナー・心を演じる藤木は「心は僕とは180度違うキャラで、“うらやましい”のひと言。悩みが無い人なんているのかな? 森泉ちゃんですら『私だって悩むことある』って言ってましたし(笑)。でも、心を演じることで、自分のリハビリになればいいなと思います」と役を楽しんでいる様子を語った。
心の恋人で、実は春太の元妻でもある静役の山口は「静の膨大なせりふの量と、突進していく必死感を演じるのは正直大変です! これまであまり悩みなく生きてきたんですけど、現在進行形で“今現在”が一番苦しいかも…皆さん、どうやってせりふ覚えてるんですか?」と、新たな役に苦戦していることを明かした。
だが、「静は“いい歳して自分探しの女”というキャラクターですが、いい歳だから、自分を探すんです。女性はいくつになってもさらにさらにって思う向上心を持つもの。私は静に『そのままでいいんじゃない?』って言いたいですね」と役を見詰める。
続いて、記者から「同じ水曜10時枠、『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)』については…」という質問が飛び出したところ、阿部は「堺…雅人さんでしたっけ(笑)? いや、悩んだら僕、相談しに行っていいですかね?」と笑顔。
それに対し山口は「この作品に、みんな命を注いで作り上げてます! “どっからでもかかってこい!”って感じです(笑)! 本当にワンシーンがすっごく長いんです、きっと引き付けられると思います!」と宣言。
阿部や水原もそんな山口に思わず「かっこいい…!」とほれぼれする一幕も。
最後に、阿部は「年齢性別問わず、とても身近で共感できる会話のある作品です。たくさんの方に見ていただきたいです。よろしくお願いします!」とメッセージを送り、会見が終了。
その後、公式サイトのトピックス用に、4ショットを“自撮り”するパフォーマンス。水原の持つ“自撮り棒”に装着したスマホに、4人が笑顔とピース! この写真は公式サイトにアップされる予定だ。
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