森田剛が「リスクの神様」で約8年ぶり民放連ドラ出演

2015/05/17 16:21 配信

芸能一般

7月から始まる水曜夜10時枠のドラマ「リスクの神様」(フジ系)に、森田剛が出演することが新たに分かった。

同作は、堤真一主演でトラブルに巻き込まれた企業や個人、家族を救う危機管理専門家たちの活躍を描く社会派ドラマ。

堤が伝説の危機管理専門家・西行寺智(さいぎょうじ・さとし)を演じ、戸田恵梨香が、次世代バッテリーの開発後にリコール問題に巻き込まれ、その後西行寺と危機対策室で働くことになるヒロイン・神狩かおり(かがり・かおり)を演じることがすでに発表されている。

今回、森田が演じるのは主人公・西行寺の頼れる右腕として活躍する結城実(ゆうき・みのる)。西行寺が室長を務めるサンライズ物産・危機管理対策室の危機管理コンサルティング助手で、西行寺がアメリカで働いていたころに出会い、以来、10年近く仕事を共にしてきた仲間という役どころ。

明るい性格で一見軽そうに見えるが、西行寺の指示には忠実で、ハッキングや情報解析、張り込み、依頼人との交渉ごとなど、どんな困難な仕事でも淡々とこなしていく。

確実な結果を残す職人肌の仕事人で、西行寺からの信頼も厚く、情報を得るために時には変装し、会社や組織に自ら潜入するなど、法律ギリギリの危ない仕事も請け負い、西行寺の頼れる右腕として活躍していくという。

最近では蜷川幸雄演出の「血は立ったまま眠っている」('10年)をはじめ、数多くの舞台で主演を務め、演技派俳優としての確固たる地位を確立した森田だが、民放の連続ドラマに出演するのは「喰いタン2」('07年4月クール、日本テレビ系)以来、およそ8年ぶり(NHKでは、'12年放送の大河ドラマ「平清盛」に出演)となる。

また、フジ系の連続ドラマ出演は、「ランチの女王」('02年7月クール)以来およそ13年ぶり(フジ系の単発ドラマには、'04年放送の「劇団演技者。」に出演している)。

ヒロインの戸田とは森田が主演した舞台・いのうえ歌舞伎☆號「IZO」('08年)で共演している。

森田は「今回の出演のお話をいただき、光栄に思っております。久しぶりの連続ドラマ出演と、久しぶりに共演させていただく堤さん、戸田さんと作品に取り組めることを楽しみにしております。役どころは、堤さん扮(ふん)する西行寺の右腕としてサポートする役なので、芝居の面でもお役に立てるよう、堤さんのために頑張ります」と意気込みを語った。

また、企画・成河広明氏は、森田へオファーした理由について「このドラマは、個性豊かな危機対策の専門家が、絶体絶命の状態に置かれた人をあらゆる手を使って救う物語です。当然、登場人物たちも一筋縄ではいかない手練手管を駆使する“濃い”キャラクターぞろい。その中でも突出して個性的なキャラクターの結城には、圧倒的な存在感と傑出した演技力を持った方しか演じられないと思い、映像作品だけでなく、舞台においても爆発的なパフォーマンスで多くの方々を魅了し続けている森田さんにお願いしました。舞台での衝撃的な演技をこのドラマでも見せていただけるとスタッフ一同楽しみにしています」と語っている。