毎週水曜夜10時から放送中の堺雅人主演ドラマ「Dr.倫太郎」(日本テレビ系)で、研修医役・福原大策役を演じる実力派俳優・高橋一生にインタビューを行った。
――中園ミホ脚本、水田伸生演出という最強タッグでのドラマですが、どんな思いで撮影に入られたんですか?
水田さんとはこれまでに二度ご一緒しているので、とても楽しみにワクワクしていました。
――福原はこれまでにないキャラクターですが、演じられてみていかがですか?
倫太郎先生に半ば「精神科医は恋をしてはならない」って言われながらも、それでも福原は恋をしてしまう。人の心はブレーキをかけられないところもあったり、そういった人間味あるところがすてきだなって思っています。
――福原はよく倫太郎先生に恋愛相談をしていますが、高橋さんご自身は誰かに何かを相談することはありますか?
する時はするのかなぁ。今の現場では堺(雅人)さんとよくお話をさせてもらっています。恋愛相談はしたことがありませんが。
――これまでにないキャラクターを演じていらっしゃいますが、役作りでされていること、意識されていることはありますか?
あまり意識してやってないというか、今回は動きから入って福原を作っていったように思います。コミカルな動きをやってみようと思っていたわけではなくて、こういう人いるよなっていう動きを組み合わせていった感じですね。自分がやってきたことの中では、新しいことなのかなって思っています。
――福原は倫太郎先生をとても尊敬していますが、高橋さんは倫太郎先生にどんな印象を持っていらっしゃいますか?
僕も尊敬しています。倫太郎先生の言葉は、人の心にシンプルに届くものだと思うし、もし倫太郎先生が実在したら、会ってみたいしいろいろと相談してみたいですね。
――今後、福原の恋の行方はどうなっていくのですか?
自分の気持ちにブレーキをかけようとしていた福原が、すごく人間らしく一歩を踏み出すんだと思います。恋が実るかは別にして、福原はこれまで自分の気持ちを相手に伝えることができなかった人間だと思うので、そういう意味で成長していくんじゃないかなと。
――今後の見どころを教えてください
倫太郎先生と夢乃(蒼井優)さんがどうなっていくのか、倫太郎先生がある意味完全な人間になった理由というか、倫太郎先生の闇の部分が見えてくるんじゃないかと思います。僕もどうなっていくのか楽しみにしています。
――最後に今後どのような役に挑戦していきたいですか?
コメディーでもシリアスでも人間らしい、このドラマのような人間味あふれる役をやりたいですね。悪役であっても、見る人にとってはいい人だったり、いい人役でも見る人にとっては、残酷な人間だったりすることもあると思うので、そんな人間らしさがあふれている役であれば何でも挑戦していきたいと思います。
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