池上彰の“サムの息子法”についての見解は？

7月4日(土)に放送される「池上彰のニュースそうだったのか!!2時間SP」(テレビ朝日系)では、元少年Aの本が出版されたことで話題の“サムの息子法”について池上彰が解説する。

【サムの息子法】

先月“元少年A”として知られる犯罪加害者による手記「絶歌」が発売され、大きな波紋を呼んだことにより話題を集めた“サムの息子法”について考察。

これまでにも犯罪者による手記はたびたび出版されているのに、なぜ今回はここまでの騒動に発展しているのか。それには被害者遺族への事前連絡もなく出版されたことや、被害者遺族が実名で書かれているのに犯罪加害者は匿名であること、印税が約1500万円を見込まれることなど、いくつか理由が挙げられる。

こうした不公平感や犯罪を暴露することで金をもうける仕組みを制限する方法はないものか。アメリカで施行されている法律「サムの息子法」を池上の解説で学びながら、日本に導入するには何が必要なのかを考える。

【国内で大モメ！ 安保法案】

最近のニュースで目にしない日はないほど、もめているイメージが強い安保法案について解説。安保法案とは、正式名称は「安全保障関連法案」で、日米安保とは全くの別物となる。

この法案が「憲法審査会」から違憲だと指摘されているのだが、それにもかかわらず安倍晋三政権が急いで通そうとする理由は何なのかを探る。

その他、世界中から非難を浴びる中国の行為についてや、一部生放送で「ギリシャ危機」についての最新情報を解説する。

知らなきゃ恥ずかしい話題のニュースについて、誰かに聞くのが恥ずかしければ池上の分かりやすい解説で学んでしまおう。