TBS系10月クールの金曜夜10時枠に、綾野剛が連続ドラマ単独初主演を務める「コウノドリ」が放送されることが決定。綾野は産婦人科医でありながら、情熱的で謎多きジャズピアニスト「BABY」という、二つの顔を持つミステリアスな鴻鳥サクラを演じる。
同作は鈴ノ木ユウ原作の同名漫画をドラマ化した作品。産婦人科医・サクラを中心に、産婦人科医と同僚、患者、病院外のスタッフなど“命が誕生する現場”に関わる人たちを丁寧に描くヒューマンドラマ。
ほか出演者に、サクラ率いるチームの下で奮闘する産婦人科研修医・下屋加江を松岡茉優、ベテラン助産師・小松留美子を吉田羊、新生児科の研修医・白川領を坂口健太郎、救命医・加瀬宏を平山祐介、助産師・角田真弓を清野菜名、麻酔科医・船越拓也を東京03の豊本明長。
サクラがBABYと知る大澤院長に浅野和之、孤立する妊婦と社会をつなぐメディカルソーシャルワーカー・向井祥子を江口のりこ、新生児科の医師・新井恵美を山口紗弥加ら。
さらに、サクラの同期で良きライバルでもある親友の産婦人科医・四宮春樹の星野源、新生児科の部長であり周産期センターのセンター長・今橋貴之の大森南朋らが脇を固める。
■主演・綾野剛のコメント
【役柄について】医者もピアニストも演じるのは初めてです。どちらも演じてみたいと思っていた役柄ではありましたけど、二つ一緒にくるとは思っていませんでした(笑)。サクラは、ライトな雰囲気でありつつもきちんと相手に接することをモットーとした産科医です。自分の感情を表に出さない分、ピアニストのBABYとしてピアノの音に感情を託している。だからこそ、BABYの演奏シーンは非常に高度なテクニックを要する楽曲が必要なのではと思います。音楽制作・監修の清塚信也さんとフュージョン(融合)して、最高のジャズピアノを作ろうと思っています。
【作品について】「コウノドリ」は、医療に関わる全ての人を描く作品。産科医・助産師・救命救急といった医療チーム全般もそうですが、そこに関わるご家族の皆さんや生まれてくる赤ちゃんも一緒に描かれます。そういった人々との関わりの中から、生と死をきちんと受け止め、未来を紡いでいくことができる作品にしたいです。
【意気込み】昔は、“単独主演”と聞くと、“自分にはまだまだ”という感覚がありました。でも今は、年齢的に早いも遅いもないなと思っています。大事なのは、作品にとってどんな方がどのように主演を張れるか。鴻鳥サクラ役は、10代の方が演じるのは現実的ではないし、20代でも違ったのかもしれない。というところで、30代の役者に目を向けたときに、僕にお話をいただけたことは大変光栄です。きっと、僕が思う以上に周りの方々が僕を支えてくれるはずなので、皆さんの気持ちを見逃さないようにしっかり受け止めながらこの作品に挑もうと思っています。
■原作・鈴ノ木ユウのコメント:白衣を来て鴻鳥サクラに扮(ふん)した綾野剛さんを見て、漫画を描いていく上での刺激をいただきました。漫画「コウノドリ」をこれからも頑張って描いていきますので、ドラマ「コウノドリ」をどうかよろしくお願いします。応援しています。
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