「仮面ライダーゴースト」の主人公に西銘駿が抜擢

2015/08/18 23:00 配信

芸能一般

10月スタートの「仮面ライダーゴースト」で主人公の天空寺タケルを演じる西銘駿

平成仮面ライダーシリーズ17作目となる「仮面ライダーゴースト」(テレビ朝日系)の制作発表が都内で行われ、主人公の天空寺タケル役に西銘駿が抜てきされたことが明らかとなった。

西銘は、'14年11月の「第27回ジュノンスーパーボーイコンテスト」でグランプリを受賞。今作が初のドラマ出演で初主演となる。

そんな西銘は「この場に立っていることが夢のようで、うれしく思っています」と笑顔で語り、「決まった時はうれしかった半面、演技の経験のない僕に主演が務まるのか不安だったんですけど、キャスト、スタッフの皆さんの支えがあり、緊張もなく撮影に挑んでいます」と決まった時の不安を明かした。

“おばけ”がモチーフとなる今作は、決して怖くはない不思議でファンタジーあふれるヒーローで、子供も大人も楽しむことができる。

変身キーアイテムは“目”であり、英雄や偉人の思いとシンクロすることで、眼魂(=アイコン)という目の形をしたアイテムを手に入れ、それをゴーストドライバー(変身ベルト)に装填(そうてん)すると、仮面ライダーゴーストに変身する。

西銘演じるタケルは、突如現れた眼魔(がんま)に立ち向かい命を落としてしまうが、竹中直人演じる仙人の力で、仮面ライダーに変身する力を手に入れよみがえる。しかし、この世に存在できるのは99日間という期限で、英雄や偉人の魂が込められたさまざまな能力を発揮する眼魂を15個集めなければ、完全に生き返ることはできない。

タケルと幼なじみで、大学で物理学を専攻している“リケジョ”のヒロイン・月村アカリ役の大沢ひかるは「歴史の長いこれまでのシリーズに負けないくらい、愛していただけるような作品を目指して頑張りたいと思います」と意気込みを語る。

また、タケルと同様に眼魂を集めているもう一人の仮面ライダーの深海マコト役の山本涼介は「強くて格好いいライダーを見せられるように頑張ります」と話し、タケルの実家の大天空寺・住職代理の御成(おなり)役の柳喬之は「大きな目標は1年後、立派な住職となれるように頑張ります」と目標を掲げた。

眼魂を狙い謎の男と行動する青年アラン役の磯村勇斗は「今後のアランの展開に注目していただいて楽しんでいただければ」とそれぞれの思いをアピールした。

さらに、主題歌を担当する氣志團も登場し、綾小路翔は「メンバー一同、仮面ライダーで育ったので、名誉だと思って盛り上がっています。自信しかない、期待しかありません!」と宣言した。

最後に、西銘は「これから1年の撮影ですが、キャストの皆さま、スタッフの皆さまと一致団結して仮面ライダー史上、一番印象に残るような作品を作りたいと思います」と締めくくった。

新たなヒーローが誕生する「仮面ライダーゴースト」は10月4日(日)朝8時から始まる。