「刑事7人」GPが語る東山の魅力は“秘めたる熱さ”

2015/09/09 06:00 配信

ドラマ

個性派刑事が集結した「刑事7人」がいよいよ最終話を迎える(C)テレビ朝日

9月9日(水)、東山紀之主演ドラマ「刑事7人」(テレビ朝日系)が最終回を迎える。

同作は難解な刑事事件に挑む警視庁捜査一課12係の個性的な刑事たちが、空白の時間を埋めながら“事件のタイムライン”を緻密につなぎ合わせて事件を解決に導く刑事ドラマだ。

これまで東山演じる主人公の天樹のほか、沙村(高嶋政宏)、環(倉科カナ)、永沢(鈴木浩介)らがそれぞれの信念の基に捜査を行い、数々の難解な事件を解決してきた。

最終回は、「警視庁捜査一課12係」の刑事・天樹(東山)がある日、道に迷っている老人・吉岡清(小野武彦)と遭遇。清は都内の警察署から、息子・泰夫(林泰文)が自殺したとの連絡を受け、熊本から上京したのだという。

天樹は親切心から、清を所轄署まで送っていくことに。聞くところによると、清は10年前に勤務先の店長を殴って警察に捕まった泰夫への怒りが収まらず、それ以降ずっと絶縁状態だったという。

泰夫が捕まったとき、清は妻と娘も災害で亡くしたばかり。10年前に大切な家族を一度に失ってしまった清に、ある事情からこの10年心の時間が止まったままでいる天樹は、思わず肩入れしてしまう。天樹は、泰夫のことを調べさせてほしいと清に申し出る。

実は、泰夫はビニールシートで作られた空間で、練炭をたいて死んでいた。そして、死亡推定時刻には雨がかなり降っていたことが分かる。しかし、泰夫の靴はまるで汚れていなかった。

これは自殺ではなく、殺人事件なのではないかと直感した天樹は、真相を突き止め、清と泰夫の“空白の10年”を埋めるために、単独捜査を開始する…というストーリー。

ここまで共に「刑事7人」の世界を作り上げてきた同作ゼネラルプロデューサーの三輪祐見子氏は、あらためて主演の東山の魅力について「“秘めたる熱さ”を持っている方ですね。一見するとクールガイですが、熱いものを胸に秘めていらっしゃいます。30年もの間、芸能界の第一線でやってこられた底力と、『刑事7人』と向き合う熱い姿勢が重なり合って、思っていた以上に熱を感じました。でも、押し付けがましくない軽さもあって、非常にバランスが取れたお方です。決して口に出して引っ張るタイプではなく、彼の背中を見てみんながついていく、そういう印象を受けました」と評する。

また、最終回の見どころを「これまで7人がいろいろな事件を解決してきましたが、最後に本当の意味で一つになります。天樹刑事を中心に、輪になったみんなのチームワークが、これまでの話と変わった形で出ているので、そこを注目して見ていただけたらと思います。ぜひ最後まで目を離さずご覧になっていただけたら幸いです」とアピールした。

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