愛人の子に向き合う美和!「花燃ゆ」第40回

2015/10/04 08:00 配信

ドラマ

美和は久坂の忘れ形見・秀次郎を育てることに(C)NHK

10月4日(日)夜8時からは大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK総合ほか)第40話が放送される。

井上真央主演の同作。先週放送では、廃藩置県により、長州藩の知藩事だった毛利元徳(三浦貴大)がその任を解かれ、主人公・美和(井上)が務めてきた奥御殿も閉じられることに。長い年月を共に過ごした仲間や、敬愛する主との別れを経て、美和は生まれ育った杉家へと戻った。

そんな美和の前に現れたのは、亡夫・久坂玄瑞(東出昌大)が愛妾に産ませた子・秀次郎(五十嵐陽向)だった。

今回の放送では、美和と、亡夫の忘れ形見・秀次郎とのエピソードが描かれる。美和は、複雑な思いを抱えつつも、秀次郎を久坂家の跡取りとして自らの手で育てようと心を決める。しかし秀次郎はやんちゃでいたずらばかり、勉強にも身が入らない。

一方、政治から身を引き、未開拓地の開墾に取り組んでいる美和の義兄・楫取素彦(大沢たかお)は、徐々に村人からの信頼を得るようになっていた。そんな楫取に、人材を欲していた中央政府の木戸孝允(東山紀之)らかつての仲間は熱い視線を送っているのだが、楫取本人は素知らぬ顔。

そのころ、杉家では美和が根気強く向き合ったこともあり、秀次郎は少しずつ打ち解け、勉強にも真剣に取り組むようになっていた。しかし、美和の兄嫁・亀(久保田磨希)が、秀次郎の実母で芸子の辰路(鈴木杏)が自ら秀次郎を手放したことを、本人に漏らしてしまう。

夫の子を産むことができず、愛人の子を引き取るというつらい決断をした美和。かつて高杉晋作に頼まれた「新しい日本人として育てる」という使命を果たそうとするが、その道には今までとは違う形の困難が付きまとう。

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