漢・鈴木亮平「“モテの教科書”として使ってほしい」

2015/10/25 19:57 配信

映画

10月24日に「俺物語!!」の公開直前イベントが都内の男子高校で行われた

10月31日(土)に劇場公開される鈴木亮平主演映画「俺物語!!」の公開直前“漢気”イベントが、25日に東京・正則学園高等学校で行われ、主演の鈴木、ヒロインの永野芽郁が登壇した。

同映画は、「別冊マーガレット」(集英社)で連載中の累計450万部突破の革命的少女漫画が原作の青春純愛ラブストーリー。

全く高校生には見えないイカツイ顔面と、屈強な肉体を持つ“男の中の漢(おとこ)”剛田猛男(鈴木)が、永野演じるヒロイン・大和凜子を一途に思い続けるさまを描く。

今回イベントが行われたのは男子高校ということもあり、鈴木と永野が登壇するや、“リアル猛男”たちからの野太い声援が響いた。

鈴木は「高1の役でしたが、映画で見ると何とか成立していますけど、こうやって比べるとやっぱり違いますねえ。僕は老けているようなあ(笑)。でも、結構猛男っぽい人がいるねえ」と、うれしそうに見回す。

中でもひときわ猛男の“再現度”が高い男子生徒には「身長何cm? 部活は? マジ猛男だよ! 僕の代わりにやってもらった方が良かったよ~。『老けてる』って言われない?」などと質問し、序盤からコミュニケーションばっちりでイベントが進行。

ヒロインの永野は「皆さんはじめまして。男子校に来るのが初めてでドキドキしていたんですけど、すごく温かく迎えてもらってホッとしています。きょうはよろしくお願いします」と、男だらけの異空間に戸惑いながら初々しくあいさつし、男子生徒の興奮を高めた。

MCの日本テレビ・上田まりえアナから高校生時代の思い出について聞かれ、鈴木は「僕は女子ばっかりのクラスだったんですよ。男が3人くらいしかいなくて。そう聞くとハーレムみたいに思われるかもしれないですけど、僕も女の子みたいなノリになっちゃって…。

女子高みたいになっちゃって、女子の恋愛の悩みを聞かされるみたいになっちゃいました。だから割と恋愛相談に乗るのは得意かもしれないですね」と、振り返った。

その流れで、鈴木は高校生たちに「この中で今彼女はいません!っていう人は?」と質問。大半がいないことが分かると「きょう『俺物語!!』を見たので皆さん大丈夫です。明日からモテます。漢気を注入されたわけですから。猛男ってどうしたら人間的に魅力的に見えるのか、男らしさを教えてくれる存在でもあるので、男子は“モテの教科書”として使ってくれたらいいなと思います」と、アドバイスした。

そして高校生たちと同世代の永野は、男子高校生に囲まれて「ちょっとニヤニヤしちゃいます。さっきからニヤケが止まりません(笑)。学校で男の子と話すことはあっても、こんなに女の子一人に男の子がたくさんいて話すことはないので、ドキドキしています」と、恥ずかしそうに語った。

また、永野は同世代の女子として「学校でもそうなんですけど、誰か好きな人がいても、グジグジして言わなかったり、誰かを通じて伝えたりする人が多い中で、猛男くんはちゃんと自分の気持ちを伝えるという男らしさがあります。周りの人たちもそうなったら、きっとみんな毎日が幸せなんじゃないかなと思います」と、猛男の魅力を語った。

さらに、「特別授業」として男子生徒たちからの悩みを聞くコーナーも。

「女子と話すとき、緊張してうまくしゃべれないんで、緊張しないでしゃべれる方法を教えてほしい」というピュアな悩みには、鈴木は「分かるなあ~。男の立場からすると。僕もこの年になって分かりましたが、緊張していていいと思うんです。『一生懸命君と話したい!』という思い。緊張しているけど、その誠意に女性は感動してくれると思います。格好悪いところ見せたくないと思うんでしょうけど、意外と女性からするとそこがかわいいと受け取られることも多いと思うので。そこは緊張していていいんだと思うと、リラックスできると思いますよ」と熱弁を振るった。

それを聞いた永野は「確かに! 何か最初モジモジしていたのに、どんどん話していって男らしくなってきたら“ギャップ萌え”しそうですね。私もギャップには弱いです(笑)」と、同意した。