'16年2月6日(土)に全国公開される映画「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」が、12月28日から31日(木)にわたって千葉・幕張メッセ国際展示場1~11ホール/イベントホールにて行われる「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 15/16 supported by Windows 10」に参戦。宮藤官九郎監督、神木隆之介、桐谷健太、清野菜名、皆川猿時が12月29日のステージに登場した。
皆川は自身が演じた、女子高校生じゅんこの衣装とメークで登場し、「裾野市立南高3年C組、出席番号35番、和田じゅん子、永遠の17歳ですっ!」と劇中のせりふであいさつ。
「(じゅんこのメークは)2時間くらい掛かるので、実はめんどくさいです~」と明かし、冒頭から満員の場内が爆笑の渦に巻き込まれる。そして神木、桐谷、清野の美男美女トリオが登場すると、大歓声が上がり、場内のボルテージは最高潮になった。
映画の見どころについて、神木は「演奏シーンももちろんなんですけど、自分たちの演技の後ろの方でいろんな細かい演技をしている人たちもいて『え? こんなすごい方が出ているの!? しかもこんな役で!?』と、驚きながら楽しめるんじゃないかなと思います」と明かした。
また、桐谷は「バンドで演奏しているところは本当に格好いいので、そこはぜひ映画館の爆音で見てもらいたいですね!」とアピールし、清野も「演奏しながら『何で自分が地獄に落ちたか』を語る自己紹介のシーンが、コミカルでテンポも良くて面白いので、皆さんにも笑ってほしいです」と、それぞれ自分なりに見どころを明かした。
そして今回のステージには残念ながら来られなかった主演の長瀬智也からはビデオレターが到着。現場で一番きつかったことについて、長瀬は「衣装、角の付いたカツラとか。あと、無駄に重いギター。これら全部を身に着けた上でのライブパフォーマンスシーンの撮影がやっぱりキツかったですね」と振り返った。
反対に一番楽しかったことについて「映画には自分の好きなロックカルチャーについても含まれているので、好きなバンドの名前やギターのフレーズなどが要所要所出てくるのが、うれしかったですね」と長瀬は語る。
そんな長瀬との撮影の印象を登壇者が振り返る。「僕が小学生のころに共演した以来、約10年越しに再共演させていただいたのですが、演奏シーンだったり、僕がこれまで携わったことのない、分からないことだらけの音楽に関して、長瀬くんに引っ張ってもらっていました。本当に僕らのリーダーだなって思います」(神木)
「スタジオの横に焼き肉屋さんがありまして、そこに“地獄図(ヘルズ)”のメンバーでしょっちゅう行ったのは良い思い出ですね。楽しかったです」(桐谷)
「最初は、すごく話し掛けづらかったんですけど、みんなでご飯に行ったり、打ち解けてからは本当に撮影が楽しみでした。演奏の際に『ここでみんなで合わせてジャンプしよう!』ってやりとりが、本当にライブしているんだなって感じて、すごくうれしかったです!」(清野)
「神木くん真面目だなあ。本人いないからうそでもいいんだよ?…って、私だけ焼肉呼ばれてないんだけど! 私のこと嫌いじゃないよね…?(笑)」(皆川)
「あるシーンで、大助(神木)の舌をぎゅん!って引っ張るシーンがあって、何度も撮影していたら飽きてきちゃって。途中、アドリブで『横からベロをかんでみてくれる?』って桐谷くんに向かって言ったんです。そしたら清野さんが自分のことだと勘違いしてかんじゃって(笑)。個人的にはそこがツボでした。あと、神木くんの拷問シーンをはじめ、地獄ではいろいろ空中につるしましたね。そういう映画ですね(笑)」(宮藤)と、それぞれ思い思いの撮影エピソードを明かした。
さらにトークライブの他、本作の主題歌を手掛けた元THE MAD CAPSULE MARKETSのKYONO率いるWAGDUG FUTURISTIC UNITYのライブ、音楽を手掛けた向井秀徳のライブも実施。KYONOによる主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」、向井によるエンディングテーマ「天国」が生演奏初お披露目となった。
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