長瀬智也主演映画「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」で、キスもしたことがないまま地獄に落ちてしまう普通の高校生・大助を演じた神木隆之介の、爆笑必至の衝撃ビジュアルの数々が公開された。
本作では、長瀬演じるキラーKや、桐谷健太演じる緑鬼のCOZY、清野菜名演じる赤鬼の邪子、皆川猿時演じる女子高校生のじゅんこなど、宮藤官九郎監督が作り上げるキャラクターの衝撃ビジュアルが何かと話題を集めている。
そんな中、今回公開された神木演じる大助の最新カットは、大助が恋するひろ美(森川葵)に夜這いするセクシー系(?)から、地獄でのキツイ特訓が写し出されたものまで、計7種類。
神木は「るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編」(共に'14年公開)では、悲しい過去のせいで感情が欠落した瀬田宗次郎を、「学校のカイダン」('15年、日本テレビ系)では、コミュニケーション能力に難はあるが、天才スピーチライターの雫井彗を熱演した。
癖のある難役をこなす一方で、「バクマン。」('15年公開)では漫画家をひたむきに目指す高校生を演じるなど、善悪、明暗と見事に演じ分けており、最近では「サムライせんせい」('15年、テレビ朝日系)で“チャラい”坂本龍馬を演じるなど、ますます役の幅を広めている。
そんな神木が、本作ではこれまでになかった超ド級の“ウザキャラ”に挑戦。「大助は自分中心に世界が回っているし、自分が格好いいと思っているし、俺が全部合っているでしょ?って思っているんです。いかに“こいつを見ているとイライラするなあ”と思わせられるかが勝負でしたが、イライラするけど憎めない、かわいげのかけらが見えたらいいなあと思いながら演じていました」と、神木は振り返った。
さらに、続けて「僕は調子に乗っている芝居が得意なんだなって、今回初めて思いました(笑)」と大助役に妙な自信をのぞかせた。
ギター演奏についても「現場では監督から『顔で弾け』と言われたので顔で弾いていましたけど(笑)、ギターはこれからも練習していきたいと思いました。ゲストでいろいろなミュージシャンの方が出演されているのですが、休憩の時にギターでセッションをされていたりするんです。音で会話ができるんだ、音楽ってすごい!って、あらためて思いました」と、現場裏話を明かした。
あくなき挑戦心で新しいことに挑み続ける俳優・神木が魅せる“超絶顔芸”に期待しつつ、ひたむきに大好きなひろ美とのキスを目指すピュアな大助の、「ウザいけど、愛らしい」行動は細かい部分まで見逃すことなかれ。
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