【スミレ手帖2】秋元才加「キャンパスライフは憧れ」

2016/02/12 05:00 配信

ドラマ

「スミカスミレ 45歳若返った女」で由ノ郷千明を演じる秋元才加

毎週金曜に放送中の金曜ナイトドラマ「スミカスミレ 45歳若返った女」(テレビ朝日系)の注目キャストを直撃する、Smartザテレビジョンの短期連載企画。

第2回は主人公・如月すみれ(桐谷美玲)と同じゼミに所属する女子大学生・由ノ郷千明を演じる秋元才加にインタビューを行った。

――ここまで撮影されてきた感想をお願いします。

少女漫画原作で、今回20歳の大学生の役と聞いて喜びと同時に不安もあったのですが、共演者の方も同じくらいの年代の方が多くて安心しました。

私は大学生活を送ったことがないので、あらためて自分が大学生だったらこういう生活を送っていたのかなと考えました。台本を読み、撮影をしていくうちに学生時代の甘酸っぱい青春を思い出しました(笑)。

――大学生活には憧れのようなものがありますか?

私はすぐに芸能界に入ってしまったので、大学のキャンパスライフへの憧れはありますね。今回は本物の大学の校舎で撮影ができるのもうれしいです。大学に行っていないのに大学生になった気分も味わえて、とてもありがたい気持ちでいっぱいです。

――大学に行っていたらこんなことをしたかったなということは?

ファミレスなどでアルバイトをしたり、恋愛のこととかを友達と話したり、ごく普通の大学生活を送ってみたいです。はたから見ているとみんな充実していて楽しそうだなと。私も大学生だったらキャンパスライフを謳歌(おうか)しているだろうなと思います(笑)。

千明は、人間関係が原因で不登校だったところから始まるんですけど、私自身もそんなに人と群れるようなタイプではないので、その点では自分に合う役なのかなという感じがしています。

――主演の桐谷さんとは、やがて親友になっていく役どころですが、共演された印象はどうですか?

本当にフランクでかわいらしい方だなと思います。撮影で一緒にいる時間が長いからかもしれないですけど、年も同じくらいなので話も合うんです。食事のシーンのときに、私の前にはオムライス、中身がおばあちゃんの役の美玲ちゃんの前には和食があったんです。

私はオムライスがあまり好きじゃない、という話をしたら、隣にいた21歳の美緒(小慎まこ)ちゃんは「私はオムライス好きです!」と言ったので、「私はこっち(和食)の方がいいなあ」って言ったら、美玲ちゃんも「だよね~!」と、2人で意見が一致しました(笑)。いつもそういうたわいない話をしています。

――ジェネレーションギャップですかね。では、20歳に戻りたいとは思いますか?

いえ、そういう願望はないですね。今が楽しいので。むしろ将来、30代や40代の自分はどうなっているのかが気になります。20歳に若返るのではなく、そのころの自分を客観的に見て、「そんなに頑張らなくていいよ」と言ってあげたいですね。

――逆に、年を取るとしたら何歳くらいになりたいですか?

強いていえば45歳くらいの自分が見てみたいです。そのころ、自分が思う格好いい女性になれているのかなと。若さにあらがうのではなく、老いも受け止めた上で格好いい女性になれていたらいいなと思っています。ミセスというかマダムというか(笑)、日本語だとピッタリ合う格好いい言葉がないんですが…。

――少し前に「美魔女」って言葉が流行しましたね。

はい、私も美魔女が大好きで「美STORY(美ST)」を読んでいます(笑)。あの方たちは本当に美に関して努力されていて、一生懸命努力をした上での美しさなので、参考になるんです。

――なるほど。第1話が放送されましたが、ご覧になりましたか?

見ました! キュンとしました(笑)。くすぐったくなる感じといいますか、この時代にくすぐったくなるドラマを堂々とやるのが格好いいですよね。ネコちゃんもかわいいし、及川光博さんも格好いいし、色気がすごい。一つ一つの動作がしなやかでスマートな感じが、格好良くて、ステキで見入っちゃいました。

――ヒロインが恋する真白勇征(町田啓太)くんも画に描いたような好青年ですよね。

はい、爽やかで「ステキ☆」って、星を付けたくなる格好良さ。このドラマはハートとキュンがいっぱいある感じなので、少女漫画ファンもリアルに大学生活を送る方もいろいろな世代の方が楽しめる作品ですよね。

小日向文世さんも出ていますし、今をときめくイケメン俳優の方もいらっしゃいますから、女性はもう目が大変ですよ!(笑) 見ているだけで眼福です。

――もし、化け猫・黎(及川)さんと真白くんと、辻井健人(竹内涼真)くんと、住職・天野早雲(小日向文世)さんが並んでいたら誰を選びますか?

ちゃんと住職も入っているんですね(笑)。あと、住職の息子・天野慶和役で高杉真宙くんもいますよ! 彼はかわいい感じの子ですし、本当に女性の好きなタイプを詰め込んだドラマですね。

やっぱり私はコヒ(小日向)さんかな。コヒさんは落ち込んでいても、「大丈夫だよ~」とおおらかに包んでくれそうで。おおらかに包んでくれる包容力がある男性がいいなって思うんですよ。

――主人公のすみれの名前にちなんで、好きなお花はありますか?

私はベタですが、ひまわりが好きです。太陽に向かって咲くところが好きですし、AKB48の曲で「向日葵」という曲があって。落ち込んだときも、前向きな曲なので歌って、自然治癒じゃないですけど、人に歌いながら自分に言い聞かせる感じで立ち直る(笑)。

「君が立ち直るまで僕は何も言わずに待っているよ」という曲だったのですが、それもあってひまわりには思い入れがあるんです。すみれとか、水仙とか和風でしとやかな女性になりたいという思いもあるんですけど、私はどちらかといえば活発で、思い立ったら行動のタイプなので、原色のひまわりが合っているのかなと思います。

――では、一番気分転換できるリフレッシュ方法は?

最近サウナにハマっているんです(笑)。友達とサウナに行くことが多くて、そこでカフェオレを飲みながら仕事の話をしたり、相談し合ったり、ずっと話しているのがリフレッシュになります。サウナに入りながら、あすは何をしようかなと考えるのが一番楽しいです。地元の銭湯をいろいろと探しています(笑)。

――最後に見どころを教えてください。

2月12日(金)の第2話は私がメーンの回なので、第2話の登場シーンをぜひご覧になっていただきたいです。そこからどうすみれと関わり、どう心を開いていくのか。

頼もしい面だったり、弱い面だったり、優しい心がある。原作よりもさらに表情豊かになっている千明を楽しんでいただきたいなと思います!