毎週金曜に放送中の金曜ナイトドラマ「スミカスミレ 45歳若返った女」(テレビ朝日系)の注目キャストを直撃する、Smartザテレビジョンの短期連載企画。
第3回は主人公・如月すみれ(桐谷美玲)と同じ大学に通い、すみれが恋に落ちる大学生・真白勇征役の町田啓太にインタビューを行った。
――とても好青年の役ですが、あらためてご自身は真白の役どころについてどう思われますか?
本当に「僕でいいのかな?」というくらい好青年です。それも普通の好青年ではなく、少女漫画に出てくる王子様然とした男性像の男の子。そういう人物なので、演じる上で男性よりも女性の意見を聞いた方が、いいアドバイスをいただけそうだなと思い、女性のスタッフさんやマネジャーさんにアドバイスを頂き、四苦八苦しながら必死に演じています(笑)。
――大学に通われていたそうですが、ご自身の大学生活からヒントを得ることもありましたか?
僕は体育大学に通っていましたが、あまり当時のことを思い出せなかったので、そのときの友人に会ったり、話を聞いたりしていました。話を聞いて当時を思い出しながら、現場に入りました。
――主演の桐谷さんの印象はいかがですか?
僕は今25歳なので、桐谷さんは一つ年上なのですが、本当にしっかりされている方という印象です。しっかりされているんですけど、僕の事をいじってくださるようなおちゃめなところもあって、共演させていただいてとても楽しいです。
――へえ! どんないじり方をされるのですか?(笑)
「町田さんって…本当に25歳ですか?」って(笑)。自分より若いようには見えないらしいです…。
――(笑)。それは町田さんが大人っぽいということですか?
いい意味で言えば大人っぽい、悪く言えば老け顔ということですね(笑)。皆さん気を使って大人っぽいと言ってくださるんですけど、よく30歳くらいに見られます。
――昔からその、老け…いや、大人っぽい雰囲気だったんですか?(笑)
(笑)。「小学生のころから顔が変わっていないよね」ってよく言われます。でも、年を重ねるごとに年齢と(顔が)追い付く、って言いますよね?なので、とにかく今は早く年齢に追い付きたいです。
――では、真白の親友・辻井健人役の竹内涼真さんの印象はいかがですか?
竹内くんと最初にお会いしたとき、とても大きいですし、年齢を聞いて本当に22歳!?と驚きました。22歳なのにすごくしっかりしている方だな…と。その後、いろいろ話をしていくうち、竹内くんもサッカーをやっていたと知り、同じ体育会系だったので、体育会系ならではのフィーリングが合って、お芝居中も楽屋でもずっとお話しています。
――ここまで演じて来られて苦労している点や、反対に楽しいことは?
僕は大学生活のシーンが中心ですから、共演の竹内くんもそうですし、みんな年齢が近いので、自然と楽しく盛り上がって大学のシーンは撮影できています。
苦労という点では、好青年という役柄に苦戦しているので、言葉遣い一つとっても丁寧に、監督と相談しながら演じています。これから後半戦に向けて、すみれさんとのやりとりだったり、恋愛模様だったり、もっともっと深くなっていくと思うので、丁寧に演じていけたらいいなと思っています。
――真白のキャラクターは、ご自分にはない部分が多いですか?
共通点と言えば、大学に通っていた時期があるくらいですね(笑)。でも、これまでの人生を思い返してもここまでの好青年はなかなかいませんよ(笑)。
――むしろ何か裏があるのかな?と思っちゃいますよね。
そう! 思いますよね!(笑) 男性だとそういう疑惑を持たれると思うんですよ。でも、全く裏は無く、ただ純粋な子ということなので、そこはしっかりと演じていきたいです。
――すみれのせりふで特に印象に残っているフレーズはありますか?
いっぱいあるんですけど、これまで放送された中では、第2話の「メッ!」が印象的でした(笑)。あれは聞いていて本当に面白かったです!
――ちなみに「メッ!」は実際に言われたことはありますか?
「メッ!」という感じではなかったかもしれませんが、似たようなことはありました。祖母ではなく、幼稚園や小学校の先生に言われたことがあったかなぁ…。でも、最近あまり聞かないですよね?
――最近はないですよね。でも、うちは祖母がよく使っていました(笑)。
僕の祖母は全く怒らない人だったのでなかったですが、今、姉が子供に言っているかもしれないですね。2歳くらいのやんちゃ坊主なので、怒るときに「メッ!」って(笑)。そういう意味では、懐かしい気もしますし、桐谷さんがおっしゃるから新鮮です。
――皆さんに共通してお伺いしていますが、すみれという名前にちなんで、お好きな花は何かありますか?
お花ですか? 僕は地方に住んでいたので、花と言えばひまわりです。地元にとても大きいひまわりが咲いていたんですよ。あれは見ているだけで力がもらえますし、ひまわりの匂いも好きです。
――町田さんが一番リラックスできるのは何をしている時ですか?
おいっ子と遊んでいるときが一番です。かわいいんですよ。2歳なんですけど、いつも一緒に遊んでいます。「抱っこして!」とか「高い高いして!」って言われたりして、結構体力を使うんですけど、癒やされます。
――最近のマイブームは何かありますか?
最近というわけではありませんが、以前から銭湯に行くことが大好きです。のんびりと入ると、癒やされますよ。
――お顔も隠せないですし、バレませんか?
いえいえ。僕が行くところは年配の方が多いところなので、気付かれることはないですけど、「大きいね~、何をしている人?」などとよく聞かれます(笑)。
――今後の活動目標などがあれば教えてください。
いろんな役をやらせていただきたいんですけど、一回でいいので寝る暇がないくらい役者の仕事に没頭してみたいです。皆さん忙しくなると、全然眠れないとおっしゃるんですが、僕はまだ眠れているので(笑)、いつかそれを経験してみたいですね。
――では、最後に見どころを教えてください。
45歳若返って青春をやり直すというファンタジー要素があったり、ちょっとした言葉遣いでコメディーの要素が入ってきたり、楽しめる要素がたくさんあると思うんです。間違いなく幅広い年齢の方に見ていただける作品だと思うので、ぜひ一度見ていただきたいですね。
いろいろな方が自分に投影しやすい作品だと思いますし、皆さんに楽しんでいただけたらいいなと思っています!
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