テレビ東京系で4月からスタートする、EXILE NAOTO主演の「ドラマ24『ナイトヒーロー NAOTO』」に黒島結菜、木下ほうか、余貴美子が出演することが分かった。
本ドラマは、EXILEメンバーで三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEリーダーのNAOTOが本人役を演じ、パフォーマー活動に加え、ヒーロー活動に大活躍するという虚実入り混じる物語。
黒島演じる田之上栞は、普段は普通の女子高校生だが、悪を成敗することに異常な執念を見せる“ドS女子高校生”。ある出来事をきっかけにNAOTOと出会い、彼の身体能力の高さに目をつけて、ヒーローの道へ引きずりこむという役どころ。
黒島は「ちょっとオタクなところもあり、そして謎なところもある、今までにやったことのないキャラクターなので、とても楽しく演じています! 感情の起伏が激しい役どころなので、その切り替えが難しいなと思っています。またオールロケで、普段は行かないような場所に行けるのも、新鮮で楽しいです」と撮影の日々が充実している様子。
黒島の初の連ドラ出演となった「ドラマ24『アオイホノオ』」('14年テレビ東京系)以来となる、「ドラマ24」への出演について「『ドラマ24』枠自体がとても好きで見ている人が多いと思うので、皆さんの期待度も高く、少しプレッシャーに感じるところもあります。でも、ほかのドラマにはないようなオリジナリティーのある作品が多いので、またお芝居ができることをうれしく思います!」とコメントした。
NAOTOとの初共演については「お芝居の仕事をしていると、アーティストの方と出会う機会はあまりないので、初めて会ったときは『テレビで見てた人だ!』と一視聴者としてドキドキしました(笑)。一緒にお芝居をするようになってからは、私の課題である切り替えのお芝居が、すごく面白くて、勉強になります。現場は深夜のシーンが多く、またアクションもされているので大変だと思うのですが、疲れを一切感じさせない爽やかさは本当にすごいなと尊敬しています」と現場のNAOTOの姿を明かした。
また、番組の見どころについては「何といっても、NAOTOさんのアクションシーンです! ダンスをしているようなキレのあるとってもかっこいいアクションを、早く皆さんに見ていただきたいです。そして、物語が進むにつれて、謎のある栞の本当の姿が見えてくるので、そこも楽しみにしていてほしいです。面白いドラマにできるように頑張ります!」とアピールした。
木下が演じるのは、幼いころに両親を亡くした栞を引き取り育て、NAOTOと共に悪を成敗しようとする栞を心配しながらも手助けする優しい叔父・田之上裕三。木下は「裕三は全くつかみどころのない人物。ただただ、めいである栞のことだけを愛していて大切に思い、身を案じている普通のオッさんとして演じてます。ドラマの見どころはやはり迫力のあるアクションシーン。私は見てるだけですが…NAOTOさんすごいです!」とコメントを寄せた。
余は、下世話なネタばかり扱っている実話ニュースサイト・実話バスターズの剛腕編集長・権田薫子役。突如現れた謎のヒーローの正体を暴こうとさまざまな手を使い、NAOTOを追い詰めていく。
薫子を演じる余は「衣装や言葉使いも共通点が全くないんです(笑)。だからでしょうか、薫子を演じていると乱暴な言葉使いができたりすることも、結構楽しいです。見どころは、やはりNAOTOさんの変身ぶりですかね。現実かドラマか分からなくなる部分が面白いと思います。毎回起こる事件がシリアスですし、そこがすごくリアルに思えるところですね」と、ドラマの魅力を口にした。
さらに、NAOTOのマネジャー・加藤役で野中隆光、実話バスターズの記者であり薫子の部下・浦野役で少路勇介が出演する。
演出を手掛ける権野元監督は黒島、木下、余の起用について「今まで黒島さんがやってきていた、育ちの良さそうな美少女、といったイメージからは かけ離れた、かなりエッジが効いた役どころです。こんな言葉を黒島さんは絶対普段使わないよなぁ、というようなせりふも随所にあり、嫌がられるのでは?と当初は不安もあったのですが、そこはさすが女優、非常に楽しんでやってもらっているようで、安心しています。天性の小悪魔さがあるんでしょうか。特にちょっと意地悪な黒島さんは必見です。
最近は意地悪な役回りで評判の木下ほうかさんですが、本作ではまた一風変わった、謎の男を演じていただいています。NAOTO君、黒島さんとの演技の融合がどんな化学反応を起こしていくのか…非常に楽しみにしています。
余貴美子さんは、個人的に助監督時代からお世話になっている方。良い人そうに見えて、何か裏があるというか、毒があるというか…あまり生活感を感じない、稀有(けう)なベテラン女優さんにNAOTO君を追い詰めてもらいたい、と思っております」とそれぞれに期待を寄せた。
【第1話ストーリー】
ある夜、NAOTOは公園で、3人の若者から暴行を受けているホームレスを目撃する。ホームレスを放ってはおけないが、“EXILEのNAOTO”だと知られるわけにもいかない。とっさにポケットを探ると打ち合わせで使ったLEDマスクが。正体を隠すためにマスクをかぶり、ホームレスの元へ駆け寄るNAOTO。
しかし、さすがに3人相手では太刀打ちできず、ピンチに陥ってしまう。その時、現場に居合わせた女子高生・田之上栞(黒島結菜)が機転を利かせ、3人の暴漢を追い払う。栞はそのまま叔父の裕三(木下ほうか)が所有するガレージまでNAOTOを連れていき、運動神経抜群のNAOTOに悪者退治の仲間になってほしいと頼む。
戸惑うNAOTOに栞が持って来たのは、NAOTOの知り合いが被害者の事件。かつてのダンサー仲間・樹里(黒川芽以)が交際中の男性からDVを受けていたのだ。NAOTOは仲間を救うことができるのか!?
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